銀色夏生はコラムも面白い!


このあいだ書店をうろついていたら。
またまた銀色夏生さんの新刊を見つけました

すかさず手に取ってみると。
「テレビの中で光るもの」の文庫版。
な~んだ・・・
これは、出版されてすぐの大判のサイズのときにすでに買って読んでいたもの
の文庫版でした。

やっぱ、文庫になるまで待てばよかったなあ。
だって、さらに銀色さんのコメントのついてるところもあるみたいだし。
・・・などとちょっと後悔(笑)
でも、帰宅してからまた読みたくなって、家にある本を再読をしました

これは、テレビを見て銀色さんが印象的に思った人や出来事について書かれ
たものです。
さらにそこから派生した銀色さんの意見がコラムとしても収録されています。
2007年の発行だから、ちょっと時間的にずれている感じがありますが、その
ときそのときに著者が感じたことを、娘さんのカーカとの会話をひいてきたり
しながら、生きいきと表現されています。
登場する芸能人の似顔絵もイラストとして随所にちりばめられていて、それも
楽しめます。
イラストは、うわ~、特徴を掴んでておもしろ~い!というのもあれば、ん?あん
まり似てないな、というのもあり(笑)
でもどれも銀色さんらしくて面白かったです(*^_^*)

内容も、ああ、そうそう!そう思ってたんだよ私も、というところもあれば、ちょっと
違うなあ、と感じるところもあって。
『松居一代のしつこさに泣く田村』というところは爆笑。
そうそう、そうだよね、って感じ。
『いきなり!黄金伝説』という番組の中で、松居一代の開運お掃除コーナーが
あり、この回は麒麟の田村がターゲット。
これは私も実際にテレビで見ましたが。

「こんな汚い部屋じゃ、亡くなったお母さんが心配するよ。お母さん、絶対見て
はるで」
とかなんとか、松居一代がしつこくしつこく関西弁で叱咤激励してくるところ。
辟易した田村がとうとう、
「わかりました。もうやめてください、ほんま」
と泣きを入れるんですね(笑)
松居一代のアクの強い言動と、田村の腰のひけてる感じが銀色さんのツボに
はまったみたいですね。
私もそこにウケました

そのあと、銀色さんの思考は細木数子に飛ぶのですが。

“同じ芸人のお母さんでも、すると、ヒール役は細木数子かな。長老。
あそこまでいくと、いいから言わせとこうとみんな、なんか思うのか、もうあんま
りなんにも言わないね。
下手なこと言って呪われるのもかなわないしね。占い師というより別の生物っぽい。”


うんうん。たしかに関わりたくないよね、と思いました(^^ゞ
でもあれからちょっとタイムラグがあって、さすがの細木さんもどっかから反撃を
くらったのか、近頃ではあまりお目にかかることもないけれど。
とはいえ、パーティーの席などで朝青龍の傍でフラッシュを浴びていたりもする
んで、その辺のいきさつがどうもよくわからなくて、なおさらダークな感じがしたり
しますが

“細木数子で印象的なエピソードといえば、前にテレビ番組で細木の人生の
これまでをVTRにまとめたというのを見たら、若い頃、銀座のクラブで豪遊する
金持ちおやじと高級クラブのママたちを見て、
「よし!絶対に自分も将来、あんな高級クラブで札ビラを切るおやじみたいに
なってやる!」
と誓ったという話。
高級クラブのママになっておやじをころがそう!じゃなくておやじになりたい!って
ところが普通の女性と違う。そこがおもしろかった。そして確かにおやじみたいに
なってるし。夢を叶えたんだね”


へえ~、そんなこと言ってたんだ、とびっくり。
いかにも細木らしいし。
“夢を叶えたんだね”にも爆笑
それにしても、ひとくちに夢と言っても、ひとそれぞれだなあ(~_~;)


あと、ひときわ感慨を覚えたのは陣内と紀香の結婚式について書かれたところ。

“藤原紀香ってなにに出てたっけ?なにやった人?ってみんな今までは思ってた
のに。レオパレスのCMの人?ぐらいか。
藤原紀香の仕事として、いちばんの代表作はこの陣内との結婚じゃないかな。”


そう。たしかに(笑)

“でも、私ももらい泣きしました。・・・ガンバレ、陣内。”

私もこのときはそう思いました。
でも今となってはそれも遠い昔の話(爆)
陣内は、あれから少し勢いというか、生き物としての力が無くなってる感じがしま
すね

エビで鯛を釣る、という言葉がありますが。
陣内の場合、鯛をほっぽって、小エビを一生懸命釣ってたのかなあ。・・・ちょっと
違うか(笑)
まあ紀香が鯛であると思うかどうかは人それぞれだろうけど。
でも、陣内が大阪の深夜のお笑い番組などで少し影のある笑顔を見せていたり
すると、なんだか祭りのあと、って感じでしみじみとした寂しさを感じますね。


ほかにも面白いコラムが満載のこの本。
銀色さんのファンの方以外でも、楽しめると思います。

でも、こういう本を読むと、いつも心に浮かぶのはナンシー関さんのこと。
芸能界の事件やゴシップなどが報道されたりすると、彼女が生きていれば、この
ありさまについてなんて言うかなあ、などといつも思ってしまいますね・・・合掌。




テレビの中で光るもの+ (幻冬舎文庫)
幻冬舎
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この記事へのコメント

2009年08月31日 20:44
昔と違って 文庫になる速度が早い 戸惑いますよね なんか損した気分したりしてーー これは邪道かな?
2009年08月31日 21:27
seiziさん、こんばんは
いつもは文庫になるのを待ってるんですけどね。このときはすぐに読みたくて我慢できなかったんですよね。
本棚のスペースも取るし、高価だし、やっぱ文庫になるのを待つべきだったなぁ

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