「スカーペッタ」



こないだうちから思わせぶりに、面白い本を読んでいるから読了したら紹介
します、と言っていたその本、やっと読了しました(^^ゞ

パトリシア・コーンウェル 「スカーペッタ」上・下

このシリーズは、ご存じ女性検屍官のケイ・スカーペッタが主人公なのですが、
今回の作品はヒロインの名前がそのまま題名に冠されてますね。

前作では、長く一緒に仕事をしてきた警官のマリーノがケイと深刻なトラブルを
起こして失踪してしまい、ほんとにやきもきしてたのですが。

未読の方のためにあんまりいろいろ言えないのだけど、その点に関しては、
ホッと胸をなでおろしました(爆)


それにしても主人公のケイは、あいかわらずもう、ご立派のひと言。

まず、冒頭のシーン、のっけから元日にモルグで遺体解剖をしているケイの
もとに、これも長年のパートナー、ベントンから電話が入るところから始まるの
ですが。

仕事とはいえ、新年の朝っぱらから遺体解剖かあ

おまけにベントンからの電話は、精神的に問題のありそうな殺人事件の被疑者
が、どうしてもケイに診てもらいたい、そうでなきゃ捜査に協力しないとゴネて
いるから今すぐに来てくれないか、というもの

それでケイは大急ぎで吹雪のなか、飛行機でとぶのですね。
昨日の大みそか、まさかひとりで過ごす羽目になるとは思っていなかったため、
ベントンとふたりで食べようといろいろ用意していた手料理をたくさん持って

法医学者として華々しいキャリアのあるケイは、最近ではCNNで解説などを
することもあって世間の注目を浴びることも増えてきており、そのせいかネット
のとあるサイトでかなりひどい中傷記事が立てられていて、ベントンはすでに
そのことをを把握していたにも関わらず、電話で言えることではないというのを
逃げ口上にして、ケイにはなんにも言わないのですね。

まあ、会ってから言えばいいと思ったのだろうけど。
それにしたって、不用意に耳に入ったらケイが傷つくのはわかりきっているのに。

案の定、一番最低なシチュエーションで耳に入ってしまうのですけどね


ストーリーの概要を述べもせずにこんなことばかり書いても、このシリーズを
読んだことのない方にはなんのことやらわからないと思いますが

だいたいみんな、ケイが我慢強いのをいいことに、彼女にばかり頼りすぎなん
ですよね

姪のルーシーは娘も同然だし、天才的な頭脳の持ち主によくあるエキセント
リックな人だから仕方ないにしても、長年のパートナーで、今回は人生の
パートナーにもなったベントン。

彼は元FBIのプロファイラーで法心理学者なのだから、もっとケイの気持ちを
慮って欲しいもんです


そして、マリーノ。
ずっとケイに心を寄せていたにもかかわらず、彼女とベントンのつきあいを長い
あいだそばで見ている羽目になり、その後ふたりが婚約したので自暴自棄に
なったのもわかりますが。
あんなやりかたで失踪するなんて。

ほんとにもう、ケイはよく暴れないよなあ、なんて読むたびに思う私(笑)

一度くらい、「アンタたちゃもうほんとに私をなんだと思ってんだー!!」
って、お膳をひっくり返してもいいんじゃないかと思うんですけどね(-_-メ)

そんな事をするかわりにスペシャリストとして激務をきちんとこなし、夜遅く疲れ
て帰宅しても、そこから手製のピザの生地をこねたりするんですよね。


ケイ・スカーペッタ。

私とほぼ同年代の設定なのですね。
落ち着きがあって品があって、学があって、生涯をとおして打ちこんでいる
仕事があって。

私にはないものだらけ(^^ゞ
でも、読むたびにケイが好きになりますね。
私も彼女に一歩でも近づくために、日々精進しようと思います(自爆)



結局、ストーリーにはほとんど触れませんでしたが(大爆)

このシリーズの雰囲気はおわかりいただけたかと思います(誤爆)

個性豊かな登場人物たちが織りなす人間関係もおもしろいけど、そればかり
ではなく、肝心の事件の展開も二転三転して、誰が味方で誰が敵なのかすら
わからなくなってしまうほど。


すでに10冊以上出てますので、一番最初の「検屍官」から、順を追って読んで
いただくと、きっとこの作品の面白さにハマってしまうこと間違いなしですね



この作品、去年の暮れに出たばかりなんだけど。

早く次が出ないかなあ~(爆)




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この記事へのコメント

2010年02月04日 19:47
 この著者の作品は評判は聞いてますが、1冊も読んだことがありません。でも、“このシリーズの雰囲気”はよ~くわかりましたよ(^^♪。
 面白そうだから「検屍官」から読んでみたいですが、いつになるかわかりません(^^ゞ。
2010年02月04日 22:28
ほうほう。なんとなぁく分かったぞ!これはあたしが好きなジャンルっぽいです。
今度見つけたら読んでみよう(●´▽`●) 最近、全然本読んでないな。。これはまずい・・
2010年02月04日 22:32
あ~ 私が読むのは来年くらいかなぁ~?なにせ図書館派。
検視官シリーズも買ったことはないけど スカーペッタのお料理本には結構お世話になってるよ(^^) 私のピザはこの本の生地なんだ♪ 小説の中で出てきた料理を再現してあるの(見た?)勿論借りるんだけどね
2010年02月04日 23:43
遊哉さん、こんばんは
この作品、遊哉さんならきっとお気にいるだろうと思われます。評判に負けない面白さですよ
養生なさるついでに、ぜひ「検屍官」からお読みになってみてください
2010年02月04日 23:45
ぴかりんちゃん、こんばんは
ほうほう。ぴかりんちゃんもお好みのジャンルなんですね(*^_^*)
初作の「検屍官」から読んでみてくださいね。もう止められなくなる面白さですよ♪
2010年02月04日 23:49
まるおおさん、こんばんは
私もこのシリーズ、ほとんどを図書館で借りて読んでたんだけど、近頃はもう待ちきれなくて仕方なく自腹を切ってます(笑)
そう、お料理上手だもんね、彼女。料理の部分だけ抜き出してある本とかあるのかなあ。今度、図書館で探してみようっと♪

2010年02月05日 18:51
ブックオフで以前見かけて手にした事あります。(ブックオフだけど許してパトリシア)『検屍官』という内容にウッ(・∀・)ヒョー!と食いついたのですが、シリーズの多さに二の足踏んでしまいました。う~んでもやっぱり読んじゃおかなぁ(笑)
2010年02月05日 22:12
miyoさん、こんばんは
「屍」の文字に惹かれたとか?(笑)
このシリーズはたしかにたくさん出ていて、レギュラー陣の人間関係は続いているけど、事件そのものは一話一話どれもが斬新で面白いです。はっきり言って、警官といえども、レギュラー陣以外の人は信用できませんからね(笑)
ぜひ、『検屍官』から読んでみてください。驚きの面白さですよ
2010年02月08日 09:37
このシリーズも前から気にはなっていたの
ですが やっぱり面白いんですねえ。
1作目から読みたいです。先は長いなあ。
私はクレオ・コイル著「エスプレッソと
不機嫌な花嫁」という文庫本を読みました。
これもシリーズ第7作とか。
コーヒーにまつわる話がてんこ盛りだし
料理の作り方も載ってたりします。
1作目から読まねば・・。
2010年02月08日 20:45
みいなさん、こんばんは
このシリーズは、ほんっとに面白いですよ(^^♪
これを1作目からじっくりと楽しめるみいなさんがうらやましいくらい(笑)
コーヒーにまつわる話ですか
「エスプレッソと不機嫌な花嫁」、要チェックですね。さっそく図書館で予約せねば

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