「気になる部分」と「ワインレッドの心」
少し前に遊哉さんのブログの「文庫本を読んじゃった」という記事で紹介されて
いた本を読んでみたいなあと思っていながらなんとなくそのままになっていた
のですが、こないだ偶然図書館で見つけました♪
岸本佐知子 著 「ねにもつタイプ」
この本はエッセイのつもりで読み始めたのですが、ちょっとシュールな短編も
含まれていて、その境目が曖昧なところがおもしろかったですね。
でも著者の岸本佐知子さん、もともとは翻訳家なのですね。
いま、著者略歴を見ていて、おもな訳書にN・ベイカーの「中二階」がある、と
いうのを見つけて、あれ、この略歴はたしかに見覚えがあるなあと思ったんで
すよね。
でも「ねにもつタイプ」は間違いなく今回初めて読んだ本だなんだけどな・・・

まあそうは言っても最近とみに記憶力が落ちてきてるし、カン違いや間違った
思い込みが多くなっているので、ひょっとして以前に読んでいるのかも、と思い、
去年の手帳をひっぱり出してきて読書録を見ていたのですが。
あった、あった!
岸本佐知子の本、たしかに前に読んでる!
でも、「ねにもつタイプ」ではなくて、別の著書の「気になる部分」と
いうのを読んでたんですよね(^^ゞ
それがあまりにおもしろくて、しかもこのおもしろいエッセイを書いたその人が
おもしろいと推奨する「中二階」を読んでみたいなあと思って、それで覚えて
いたんですよね。
そうそう、思い出した、思い出した!

私の灰色の脳細胞はまだそれほどイカレてはいないようで、ホッとしました(^^ゞ
見つけたついでに、「気になる部分]を読んだときに手帳に走り書きしていた
私の感想を少し紹介すると。
“歯医者に行く途中にいつも通る薄井さんという家があって、先日初めてちゃん
と表札を読んだら『薄丼さん』だったという話には笑えた。
3年も気づかなかったとのこと(笑)
フック→ラックの件を思い出した”
フック→ラックの件というのを説明すると、私が学生のころに母と買いものに
行くのに通っていた道に犬を飼っている家があったのですが、犬小屋の上に
いつも汚い毛布が干してあって、その小屋の上のところに付いているネーム
プレートに『フック』と書かれてあったんですよね。
その犬は絵にかいたような雑種の駄犬で、見ず知らずの私たちにもまったく
吠えたりせず、いつもグダーッと寝そべっていたのですが、その様子がいかに
ものんびりとかわいかったので、通るたびに「フック!」と声をかけていて、そう
するとフックもちょっと顔をあげてお愛想に尻尾を3~4回ふってくれる、という
親密な間柄だったのですが(笑)
ある日、通りかかると、いつも屋根の上にあった毛布が無くなっていたので、
「あれ?」と思ってよく見てみたら、目に入ってきたネームプレートの『フック』
のフの上に一本の線があるのを発見!

いつもは干してある毛布が上からかぶさっていて、この線が見えなかったん
ですよね。
そう、この犬は『フック』ではなく『ラック』だったんですね(^^ゞ
このときは母と道で大笑いしました。
この「気になる部分」というのは、著者自身の笑い話やカン違い話がいっぱい
詰まった、楽しい作品でしたね。
もういちど読み返したくなりました(*^_^*)
それはいいとして、今回ご紹介するのは「ねにもつタイプ」でしたね(^^ゞ
ほんの前置きのつもりで書いた「気になる部分」の話がまた例によって長く
なってしまいました。
「ねにもつタイプ」は「気になる部分」に輪をかけておもしろい作品なので、紹介
したいところも多いし長くなりそうなので、これはやっぱり次回に廻させて
いただきます(爆)
次回を、乞うご期待

あと、蛇足です(^^ゞ
突然ですが、玉置浩二さんには、またまた驚かされましたよね(笑)
私はべつに玉置さんのファンではないのですが、安全地帯の『ワインレッドの
心」『マスカレード』『恋の予感』などが大好きだったんですよね。
どの曲も独特の雰囲気があって、ミステアリアスな感じで。
なのに先日、玉置さんと石原真理子さんが話題になったときに、『ワインレッド
の心』が昔、石原さんをイメージして作られたのだというのを初めて聞いて、
すごくガッカリしました(笑)
長く生きてると聞きたくないことも耳に入ってくるもんだなあ、って(爆)
そのショックも癒えないうちに今度は青田典子とツーショットで出てきたし

こないだ、一緒にテレビを見ていたこぶた2号が、
「このおじさんとおばさん、よったんと同年代やろ。これ見てどう思う?(笑)」
などと言うので、
「同年代って!?母さんはまだ40代やねんから、玉置浩二なんかよりは
ずっと年下やっちゅうねん!」
と抗議しました。
ここは大事なところですからね(-_-メ)
なおもこぶた2号は、
「でも青田典子よりは年上やろ。やからだいたい同年代やん。このヒトたち、
すごく気が若いよね」
などと言ってましたが。
若い子たちから見たら、ほんとにおじさんとおばさんが何やってんの、という
ところなんでしょうね。
べつに玉置さんも独身なんだし悪いことでもないでしょうが、ただ、せっかくの
名曲のイメージダウンにつながるような言動はさけていただきたいなあと切に
お願いしたいです

今回の記事は前置きと蛇足だけで、中身が抜けた感じになっちゃいましたね(自爆)
次回はほんとに「「ねにもつタイプ」を紹介したいと思います

あ、蛇足の蛇足ですが(^^ゞ
玉置浩二さん、乙女座のA型なのだそうで。
・・・私とおんなじだ

この記事へのコメント
『気になる部分』を読んでたんですね(~_~)。この本は古本屋で手に入れてるんですが、面白そうなので楽しみにとってあります。なんだか読んじゃうのがもったいなくて(^^ゞ。
岸本さんの翻訳するものはちょっと変わったものが多くて、ファンもいるようです。文章もテンポがよくて上手いですよね。
玉置浩二さんのつくる曲や歌はいいけど、人間的にはちょっと? です(^^ゞ。
またまた知らない作家さん
探してきま~す
いいなぁフックとラック!
フックでもラックでも呼ばれてるの自分と分かる雑種君・・エライ!!
そうですか乙女座A型ですか!
関係ないですけど獅子座のB型です
A~~~
なんて言わないの
うちのチビも誰かが不思議に読み違えてたよ~「ナビ」って 呼ばれてた(^^) どっちでも良いけどさぁ~
結局のところ『ねにもつタイプ』の話じゃなくなっちゃいましたね(^^ゞ
エッセイかと思って読んでたら話がとんでもない方向へ行くので、途中で「ああこれは実話じゃないんだな」ってわかった次第です(笑)
読むのがもったいなくて置いてあるというその気持ち、わかります(*^_^*)期待は裏切られませんよ~
玉置さん・・・もともとああいうヒトなのかな。それともどっかで壊れちゃったのか(笑)
曲はホント、素晴らしいのになあ。天は二物を与えませんねえ(爆)
この作家さんもおもしろいですよ~(*^_^*)
ラックくん、偉いのかなあ。たぶん何と呼んでも来るタイプのワンちゃんじゃなかったのかと(笑)
ただチャンさんは獅子座のB型ですか
そんな、ええ~!?なんて言わないですよお(笑)・・・B型かあ、ふうん、なるほど・・・B型なんですね・・・それはそれは(爆)
そうだ、まるおおさんもおんなじ乙女座A型だったよね。しかも出身地まで同じだ、そういえば。それって、二重苦?!(誤爆)
ええ~!チビがナビ~?!
ラックの飼い主も、私たちが「フック~」なんで呼んでるのを聞いて「どっちでも良いけどさぁ~」って思ってたのかなあ(笑)
いいんですけどねー。
他にニュースないんかい?って思います。
ヤッカミ??
チェックしておきます。
私も安全地帯の曲は好きだったので
イメージ壊してほしくないですねえ。
歌のことじゃなくて
芸能ニュースで話題になるってなんだかね。
ほんとにね、若いヒトたちでもないんだし、どーでもいいですよね(笑)
やっかみかあ。どうでしょう?・・・あ、でもよく考えてみれば、玉置浩二を射止めたと言われてもまーったくうらやましくないなあ(爆)
はい、おもしろい本ですよ。きっとみいなさん好みだと思います(*^_^*)
そうですよねえ、いい曲が多いのに、悲しいですよね(笑)
それにしても玉置さん、どうしちゃったんだろ。もともとああいうヒトだったんでしょうかねえ(~_~;)
いつも『田中』さん宅から出て来たり入ったりしてたので『田中』という名で呼んでた猫が、実は飼い猫でなく田中さん宅を通り道にしてただけという事に気付いたというのは…勘違いで良いのかしら?子供の時だけどね(爆)
私は問題の青田さんとの空港での事は観てないのだけど、イタイ感じだったみたいですね(^^;)う~ん…ある意味、石原さんとの方がお似合いだったのではないかと…。
『田中』宅から出入りしてる猫だから『田中』ですか。わかりやすいですね(^^ゞ
あの空港のシーンはかなりイタかったですよ。こぶた2号は「玉置さんはなんであんなふうに頭にターバンをぐるぐる巻きにしてんの?」って笑ってました。
そうそう、石原さん、ぴったりな感じだったのにねえ。惜しいです。ってか、青田さん、早く目を覚ませ、って感じ?(爆)