お供は猫3匹です(^o^)
図書館で借りてきた本がまた1冊読み終わりました

この本は返却期限がすでに過ぎているので、急ぎ感想を書いて返さなくては
なりません

平岩弓枝著 「聖徳太子の密使」
平岩弓枝というと、すぐに頭に浮かぶのは「御宿かわせみ」のシリーズ
と、「はやぶさ新八御用帳」のシリーズですよね(*^_^*)
「御宿かわせみ」は、高島礼子と中村橋之助のキャストでNHKで放映されて
いたのを何回か観たのですが、高島礼子はともかく、中村橋之助がどうも
もうひとつピンと来なくて、途中から観なくなってしまいましたが。
でも、しっとりしたいいドラマでしたよね(*^_^*)
原作のほうは、気にはなっていながらまーったく読んではいません。
そのうち読もうとは思ってるんですけどね(~_~;)
「はやぶさ新八御用帳」のほうは、NHKのドラマも観たし、原作も読みました。
高嶋政宏と有森也実のキャストで、ふたりは想い合っているにもかかわらず、
身分違いで一緒になれないという悲恋ものなのですが、ジメジメした感じは
みじんもなく、ほのぼのした筋立てで、とてもおもしろかったです。
ときにユーモラスでさえありながらも、随所でふたりの心が触れ合うさまが、
とても切なく感じられる、いいドラマでした(*^_^*)
それはさておき。
「聖徳太子の密使」でしたね(^^ゞ
この作品、史実にのっとった小説だと思って借りてきたのですが。
主人公は聖徳太子の娘で珠光王女(たまひかるの ひめみこ)という少女なの
ですが、太子にこんな名前の子どもがいたというのは聞いたことがないんです
よね(-"-)
わが家の本棚にある文献を当たってみても、やはり見当たらないし。
・・・ちなみに本棚の文献というのは、山岸凉子さんのマンガ「日出処の
天子」(ひ いづるところの てんし)なんですけどね(爆)
ま、それもさておき(笑)
この珠光王女(たまひかるの ひめみこ)という人物だけは著者の創作なのだ
ろうなと思いながら、読み進んだのですが。
冒険の旅のお供が、猫の北斗、オリオン、スバルの3匹で、この猫たちが
旅に出るにあたって少年の姿になってついて行く、となったところで、
ああ、なんだファンタジーものだったのね、と気付いた次第(笑)
彼女が父の命令で見聞を広めるために天の鳥舟(あまの とりふね)という舟
に乗って冒険の旅に出るのですが。
流求国からはじまって、林邑国(りんゆうこく)、鮫人国、紫金国など、聞いた
ことのない国を廻っていくのですが、その途中途中で、黄門様のように人々を
救っていく、といった話なのですね(^o^)
1話1話が短くて読みやすいので、お子さんでも楽しく読めると思うし、寝る前
などに少しずつ読むのもよいかと思います。
著者の歴史ファンタジーものといえば、「平安妖異伝」というのを以前に
読んだことがあるのですが、こっちの方がおもしろかったかも(^^ゞ
この作品は、不思議な少年楽士の秦真比呂(はたの まひろ)と藤原道長が、
平安京を舞台に様々な怪異に挑むという話。
これは続編も出たのですが、初作のおもしろさには比ぶべくもなかったですね

ファンタジーもいろいろありますが、史実にのっとった作品もおもしろいです(*^_^*)
もしよければ、どれか1作でも読んでみてくださいね

この記事へのコメント
平岩弓枝さんは、有名だけど一冊も読んだことが
ありません。落ち着いたら挑戦したいです。
今日も地震がありました。
怒りを通り越して 呆れている状態です。
先ほども「震度当てゲーム」を主人と私の母と
3人でやってました。
お供は猫3匹・・どっかで見た光景^^;
平岩弓枝さんも読んだ事がないです・・
NHKの時代劇はちょっとがっかりが多いです。
佐伯さんとか藤沢さんとかのTV化(--;
ファンタジーではないのですが、壬生義士伝はよかったです。電車の中で泣いてしまいました。。。(ちょっと恥ずかしかったです)既に読まれていたら、、すみません。
私はドラマでしか見たことがありませんが、あっさり人情系のイメージがありました。
先輩でこのシリーズが好きな人がいたなぁ!
ふだんは、どこのおばさんだ!というかっこうでいたけど、出版社のパーティーなどがあるときは、凛とした着物姿で出て行かれてました。(^^♪
今読んでみると意外と面白かったりするかも知れませんね♪
ファンタジーいいですね♪種類は様々ですが、わくわくする♪今日は子供たちと「チャーリーとチョコレート工場」を観ました。久しぶりに見ると新鮮だった。
原作が読みたくなりました♪
山岸凉子さんのマンガ「日出処の天子」は、マンガといえどもあなどれないんですよね
登場人物はほぼ、史実どおりだし。でも主人公の聖徳太子は超能力者であるという設定なんですけどね(^^ゞ
そんなにいろいろは読んでないんですけどね。たまたま平岩弓枝さんはファンタジーものの方を読んでました
ここのところ、また地震が頻発してますね。余震といえども震度も大きいし。
せっかくガスが通ったところがまた遮断された、なんてニュースでやってましたが。みいなさんのところは大丈夫でしたか?(~_~;)
お供が猫3匹・・・そういえばそうだ~
でもこの作品に出てくる猫たちは、舟を漕いだりごはんを作ったり、飲み水を舟に積み込んだりと、けっこうな働きようなんですよね(^o^)
NHKの時代劇はハズレが多いですか~(^^ゞ
私もあまり観ませんけど・・・でも「はやぶさ新八御用帳」はアタリでしたよ。再放送がもしあったらご覧になってみてくださいね(*^_^*)
この本、5日遅れで返却しました
たいした感想を書くわけでもないのですが、でもいちおう手元に本がないと書けないんですよね。なので期限内に読み終わっていたにも関わらず、返却が遅れました(^^ゞ
壬生義士伝ですか。栗本薫のかなあ、と思ってネットで調べてみたら、浅田次郎だったんですね。
この人の作品は全然読んだことないんですが・・・電車の中で泣いちゃうくらいの感動ですか~。それはぜひ読んでみたいなあ
やっぱり御宿かわせみ、有名ですよね(*^_^*)
これ、ドラマでは沢口靖子もやってましたよね。お相手が誰だったかは観てないんですが(^^ゞ
このシリーズ、たしかにほのぼのしてておもしろかったです。この次はぜひ配役を刷新して放映してもらいたいなあ(笑)
山岸凉子さんの実物をご覧になったんですか~
和服かあ。なるほど、そんな感じですよね(*^_^*)
彼女は息の長いマンガ家さんですよね。恐怖ものを書かせたら右に出る者はいないといっても過言ではないと思います♪
最近では雑誌「ダヴィンチ」でバレエを題材にしたマンガを連載してましたよね
本棚に未読本がいっぱいですか~。それは夢のような本棚ですね。うらやましい
本棚の本を制覇する旅に出られるのもいいかもしれませんね(*^_^*)
「チャーリーとチョコレート工場」ですか
あれは大人も子供も楽しめる作品ですよね。
ジョニー・デップの良さも光ってますが、それだけではなく、楽しい雰囲気の中にもときどき不安になるような不穏な空気が漂っているのがなんともいえずいいですよね(笑)
原作もきっとおもしろいでしょうね。子どものときに読んでおきたかったなあ。。。