世界中、あらゆるところでバトルですね(~_~;)
図書館で、おもしろい本を見つけました

安西水丸・和田誠 著 「ことわざバトル」
内容はというと。
ピックアップした諺について、見開きの片ページずつ、安西さんと和田さん
が絵を描き、それについてのエッセイをお互い交互に書いているというもの。
絵のタッチは、このふたりはけっこう同じ系統なんですね。
どちらの絵もふんわか、のんびりしていて、サインがなきゃどっちがどっちの
だかわからないくらい(笑)
その絵もユーモラスでかわいいし、文章も諺のみならず映画をはじめとして
あらゆる方面に話が飛んだりしていて、とてもおもしろかったです(*^_^*)
取り上げられた諺は、“所変われば品変わる””売り言葉に買い言葉”
“馬鹿に付ける薬はない”など、誰でも知っているポピュラーなものばかり
でしたが。
でもひとつだけ、“目病み女に風邪ひき男”というのが、私は初めてでしたね

この諺の意味としては、目を病んでいる女や風邪をひいている男というのは、
どこか頼りなげで人の気持ちを惹きつける、ということなのだそう。
実際、眼帯をしている女性に異常な反応をするフェチストなどもいるそうな

そういうのって、よくわかりませんけどね(~_~;)
あと、おもしろかったのが“隣の芝生は青く見える”のところ。
ロシア語通訳者でもあり、エッセイストとしても知られている米原万里さん
の著書のなかに、世界中の諺を紹介するものがあるそうなんですが、その
なかで、この諺と同類のものとして“塀の向こうのリンゴが一番うまい”
“隣のブドウはわが家のブドウよりも甘いように思える”“隣の雌牛は
たくさん乳を出す”“他人の卵には黄身がふたつある”など、国によって
いろいろある、というのが紹介されていたのだそう。
パキスタンでは、“隣の雌牛はたくさん乳を出す”なんて言うんだな、と
特にそれが目にとまったのは、ついこないだのビンラディン殺害の舞台が
パキスタンだったからですね(~_~;)
話は少しとびますが^^;
最初、ビンラディン殺害の一報が入ったとき、『射殺』とかじゃなくわざわざ
『殺害』という煽情的な言葉を使うなんて、マスコミの体質というのはまったく、
と思ったものでしたが。
そのあと、オバマ大統領が会見するというので、なるほどそのあたりの誤謬を
直しがてら、最初から殺害のつもりはなく、できれば逮捕をしたかったが現場
の厳しい状況でそうもいかなかった、というようなやさしい嘘(どっかで
聞いたな 笑)をついて、国家挙げての殺人を正当化するのだろうな、と
思っていたのですが。
いざ蓋を開けたら、「殺害しましたよ、それが何か?」みたいな会見だった
んでもうホント驚きました。
そのうえ、遺体を海に捨てたって言うし

話は変わりますが、『ナニワ金融道』みたいな○クザの出てくるドラマで、
「オマエら、なめとったら簀巻きにして大阪湾に放りこんだるぞ!!」
な~んてセリフがよく出てきますが。
あれは脅しとして使われるセリフですよね。
まあたまに実行されることもあるかもしれませんが

でも、○クザならぬ世界のリーダーと言われるアメリカ大統領が、
「いや、ホントに簀巻きにして海に捨てましたが、何か?」
みたいなあの会見。
アメリカ・・・開き直ってるなあ(~_~;)
そりゃ殺された本人がそれだけの大罪を犯したからだ、と言いたいので
しょうが。
どんな犯罪者にも裁判を受ける権利がある、というのは、法治国家の基礎の
基礎じゃなかったのかなあ

まあそうは言っても相手はテロリストだし、悠長に裁判なんぞやってたら被告
奪還のためのテロが頻発して犠牲者が増えるだけだから、というのもわから
ないではありませんが。
うーん・・・

そのうえ、ビンラディンはバイキングでもないのにわざわざ水葬にして遺体を
誰の手も届かないようにしたところを見ると、ひょっとして、ビンラディン本人は
生きて捕えられているのかも。
そして、ラングレーの奥深くに監禁されて、拷問じゃなかった、えっと、尋問
をされているのかな、などと思ったりもしたのですが。
深読みのしすぎかなあ(~_~;)
まあ真実はどうあっても、せめてコトの顛末をオブラートに包んで誤魔化す
くらいのデリカシーはないのか?と思ったのは私だけなのかなあ。
「正義が行われた」とオバマさんはおっしゃってましたが。
正義、justice・・・これが本当にそう言えるのか。
百歩譲って、『必要悪』ってところじゃないのかなあ

一連の作戦にはもちろん閣僚であるヒラリーさんも同意していたとのこと。
以前、イギリスに『鉄の女』と言われたサッチャー首相という人がいましたが。
そのサッチャーさんがかわいらしく見えちゃうくらい、怖いですね、ヒラリーさん

かーなり前に、夫のクリントン氏の浮気相手として、モニカさんという女性が
話題になったりしたこともありましたが。
彼女・・・ちゃんと生きてるのかなあ(爆)
今は生きてたとしても、世間が彼女を忘れ去った頃にひっそり変死したりして
たら怖いなあ。。。

さて。
例によって、本筋以外のことばかり書いてしまいましたね

なので最後に、せめてきれいな花の写真を載せたいと思います(^^ゞ
今の時期、ツツジがあちこちに咲いていますが。
これは、小さな木に不似合いなくらい花がたわわに咲いていて、あまりのみごと
さに道行く人の目を惹いていました

この記事へのコメント
海に流したのは私も驚きました。
話は変わりますが、風邪ひいた男の人なんて、
ちっとも魅力感じないですけどねぇ…
やっぱ あの国嫌いだわ。
モニカは何かで見たよ~~ 綺麗になってたじょ♪
殺し合いとなると知性のかけらもなくなるね。
死刑反対とかイルカやクジラを殺すながむなしく聞こえるね。
たぶんアメリカ人にとっては、アラブ系の人間はクジラ以下なんだろうね。
ラングレーの奥に監禁、拷問。映画が1本出来そうですね。(^^♪
オイラはパイレーツオブカリビアン版の海賊船の女船長みたいなのを想像しちゃいました。
アメリカがこういうことを続けている以上、テロはなくならないんでしょうね。
実は生かしてるって感じがするですよねぇ・・
どうもそんな気がするですよ。
なんだか不自然だしなぁ^^;
「ことわざ」には いろいろなものがあって
なかなか面白いですよね☆「目病み女に風邪ひき男」は
初めて聞きました。きっと、他にも知らないことわざが
いっぱいあるんだろうなぁ~(^_^;)…それから
「隣の芝が青く見える」でしたっけ?これは日常で
当てはまることがあるわねー☆他人が持っている物や
洋服などが、すごく良く見えたりして!あるわあるわ(笑)
写真を撮っていると隣の人のカメラが高く感じる、、、家に帰って、確認すると、本当に×3倍高いカメラって事多いです(T_T)。え、私のが中古で安すぎる、、、
失礼しました(^_^;
アメリカ人ってストレートですよね^^;
ニュースを見るのが怖くて、TVは消してます^^;
つつじとさつきの区別がつけれないのですが・・我が家の周りも満開を迎えております♪
キーブーさん、読んでいて、うなづく事ばかり!(^^ゞ
絶妙です!(^^♪
アメリカの主張する正義は、正直もう世界各国の同意は得られないのではないかと思います(>_<)
眼帯をした女性の魅力もわかりませんが、風邪ひきの男性というのも・・・ねえ(笑)
思うにこれは、普段からある程度の好意を持っている男性に限られるのではないかと。そうじゃなきゃ、うつるからそばに寄らないで、くらいにしか思いませんよね(笑)
今回のアメリカの行動とオバマさんの主張は、はっきり言って疑問だらけだったよね(~_~;)
わかってはいたけど、ホント怖い国だったんだね~、アメリカ。○クザなんてかわいいものかも
モニカ、生きてたんだ~、そりゃよかったわ(笑)
まあもうヒラリーさんも彼女のことなんか眼中にないだろうけどね。でも女性の感情はまた別だしね
ニュースで、和歌山の太子町のクジラ漁の様子をやっていましたが、またまた監視してましたね、シーシェパード(-"-)
こんなとこにいないで、オバマさんのそばにいたらどう、って思っちゃいました
湾岸戦争を題材にしたものを、たしかフォーサイスが書いてたと思うんですが。今度の件も、また題材にするかもしれませんね。
ラングレーの奥深くに押し込められたところがラストかなあ。そこからだと延々拷問シーンしかないような。。。(~_~;)
パイレーツ・オブ・カリビアン風の眼帯ではなく、きっと眼病用の白い眼帯の方じゃないかと(笑)
アメリカの今回のやりかたって「目には目を、歯には歯を」のハムラビ法典のやりかたじゃないかと思ったりもしました。聖書には「左の頬を打たれたら右の頬も差し出せ」みたいなことじゃなかったでしたっけ??(~_~;)
なんか、キナくさいですよね。私もただチャンさんと同じ考えです。
やることなすこと不自然だし怪しいし。
きっと今ごろは、厳しい尋問をしてアルカイダの全貌を暴きだしているんじゃないのかなあ(~_~;)
「目病み女に風邪ひき男」、naoさんも初めてでしたか~
ほかにも知らない諺、きっとたくさんあるんでしょうね。近いうちに本屋さんで諺辞典なんぞを拾い読みしてみようかな(^^ゞ
ホント、よその芝生は青く見えますよね
ヒトの注文したメニューは一段とおいしそうに見えるし、よそのお子さんは自分の子より出来が良く見えるし・・・あれはなんででしょうかねえ(笑)
隣の芝生は青い、というのを、たかじいさんはカメラで感じられるんですね(^^ゞ
カメラなどのキカイ類って、高い安いが私にはまーったくわかりません。
昔は大きいカメラほど高かったような気がするんですが・・・今は最小化してコンパクトなものほど高かったりするし。でもそうかと思えば、大きなレンズをつけたものはやっぱり高かったり。ホントよくわかりませんね(@_@)
もともとアメリカ人って率直でストレートなイメージがありましたが、今回はストレートすぎて露骨ささえ感じます(>_<)
ツツジとさつきの区別!(@_@)
そっか、これってよく似てましたね、そういえば。
まーったく考えてもみなかったなあ(笑)
これ・・・ツツジですよね?・・・たぶん(^^ゞ
お褒めいただき、ありがとうございます(*^_^*)
今回の事件は、国の立場によって利害も変わってくるし、宗教観によっても善悪の判断はいろいろかと思いますが。
でも、はっきり言ってアメリカの行動は理解不能な感じでした。苦しい選択であることはわかりますが・・・共感を感じることは難しいような。。。