犬をかう人 ブタをかう人 イグアナをかう人。




数日前のお風呂上がりのこと。

髪をタオルでふいたあと、ふとケータイが目に入りました。

画面が少し曇っていたので、ついでのことに洗濯に出す前のタオルで
ちょちょいと全体を拭いたのですが。


拭き終わったあとに、ケータイの待ち受け画面の右上に、小さい灰色の顔の
ような絵柄が出ているのに気が付きました。

んん?と思い、クリアキーを押してみたりしたものの、消える気配がないので、
電源を一度切ってみたりしたのですが。

灰色の顔はそのまんま


別に支障はないのですが、気になったのでこぶた2号に見てもらったところ、
何か留守録だとかなんだとか、録音機能を設定してしまっているとのこと。

設定解除をお願いしたのだけど、機種が違うからよくわからんと言われ、
今に至るもそのまんま。

ふぅ。
ちょっとタオルで拭いただけのことなのになあ

まあ、支障がないならもういいけど・・・でもケータイをひらくたんびに気になる
灰色の顔(~_~;)


CMでやってるみたいに、ケータイに向かって、
♪灰色の顔、消~えて♫
と歌ったら、消えてくれるといいんだけどなあ(誤爆)

あーでも、私のケータイはスマホじゃないから無理かあ

・・・って、そんな問題でもないか




例によってまた長々と、どーでもいいことを書いてしまいましたが。

動物好きな人ならきっと楽しんでいただけるであろう本を見つけたので、
紹介することにします(^^ゞ


J・ヴェロニカ・キクルヴィッチ著 『犬をかう人 ブタをかう人 イグアナをかう人』


著者はコーネル大学獣医医学部卒で、現在はワシントン州立大学付属獣医
教育病院で診療と学生の指導をしている獣医さん。

ラジオやテレビにも出演しているのだそう。


幼いころから動物好きだったため、獣医になった彼女。

仕事柄、いろんな飼い主や動物と接することになり、面白い逸話が満載
でしたが。

同僚が鳥の治療をしていたときの とんでもない失敗談は、驚くとともに
とても興味深かったです。


鳥がなぜ飛べるのかというと、長い翼の骨と足の骨がなんと中空になって
いるからなのですね。

人間の骨みたいに骨髄が入っているわけではなく、代わりに空気が入って
いるのだそう。
骨格の方が、羽全部の重さよりも軽いくらいなのだそうです


その仕組みをよくのみこんでいなかった医師が、コンゴウインコの治療を
していたときのこと。

インコが気管チューブから吸い込んでいる酸素と麻酔の混合ガスが、折れた
上腕骨から洩れているなどとは思ってもいなかったその医師は、小さな血管
をふさごうとして電気焼灼器を使っていたのですね。

犬猫に比べて血液の量の少ない鳥は、手術中には失血量を最小限にする
よう注意しなくてはならないとのこと。

その処置で、おそらく焼灼器がスパークして麻酔ガスに引火したらしく、
突然の閃光と爆発音とともに鳥がふっとんで、手術室中に羽と肉が
飛び散ったのだそう


いやあ、ビックリ。
そんなことってあるのですね


ほかにも、攻撃的な犬を飼っている場合に被害に遭うのは、えてして飼い主
ではなく、その妻子や近所の人である、という話も興味深く読みました。

なぜなら、そういう犬の飼い主も支配的で攻撃的な人であることが多く、
犬からしたら飼い主は群れで一番強いリーダーなのですね。

自分はその下の地位であるとは思っているものの、家族の中で一番の下っ端
とは思っていなくて、その妻や子よりは上の地位だと思い込んでいることが
多いのだそう。

なので、下の地位の者から挑戦を受けたと思ったら、容赦なく噛みついたり
するのですね。

なのに不注意な飼い主は、自分は体が大きくて恐れを知らないし冷静なの
だから問題ないだろうと思って、家族に注意を払わないのですね。


著者の夫の友人で、ライオンを飼っていたジャックという人もこのタイプの人
で、ジャックの前ではおとなしいライオンが妻に大けがを負わせた後でさえも
特に対策を取らず、息子まで瀕死の重傷を負ってしまったり。


まあライオンはともかくとして、動物を飼うにはきちんとその習性をわかった
うえでないと、周囲まで危険にさらしてしまいますよね。



そういう固い話ばかりではなくて、思わず吹き出してしまうような話も
ありました。

著者はとても面白い人というか・・・時には、大丈夫?!と思いたくなるくらい
ユニークな人でもあります。

仕事柄、夜中に緊急の電話がかかってくることもしばしばなのですが。

ガジェーコスさんという老人はとても自分勝手な人で、翌朝でも間に合う
ようなちょっとしたことでも、時間にお構いなく電話をしてくるのだそうで(~_~;)

その日も真夜中に電話をしてきて、すぐに犬を診てもらいたいと言うの
ですね


しかも、話を聞いた限りでは彼の愛犬ペリートはまったく緊急を要する感じ
ではなかったので、翌朝の診察時間に病院に来るように言ったところ、
彼はこう まくしたてたのですね。

いやいや。ペリートは今すぐ診てもらわなくちゃならない。
夜のあいだにペリートが死んだらあんたのせいだからな。
治療が必要な動物を診るのがあんたの仕事じゃないのか?
かわいそうなペリート。


仕方なく著者はベッドから抜け出して、手早く支度をして病院に向かい、
35分後には病院に着いてガジェーコスさんの到着を待っていたのだそう
ですが。

なんとその晩、彼は現れず。

しかも、翌日も来なかったのだそう。

ちなみに著者は、以前、診療時間外に少年たちが持ち込んできた動物を
こころよく診てあげたときに、治療費が高すぎるというのでその少年たちが
お金を払わなかったうえに著者の車を腹いせに壊して逃げたときも、さほど
怒っている様子が無かったくらいの人なのですが(笑)

今回だけはアタマにきたようで、その後 数週間のあいだ、夜中の救急サー
ビスに起こされるたびに、眠りに戻る前にガジェーコスさんに電話をした
のだそう。

ガジェーコスさんが出るまで電話を鳴らし続け、出たらそっと優しく切った、
なんて書かれてましたが(笑)

センセ、それ、イタ電ですから(爆)

傷ついた動物が治りさえすれば少々のことでは腹を立てない著者も、人の
睡眠を何とも思わない輩には怒り心頭だったとのこと。
いやあ、笑いました~



あと、飼われているブタの名前は“ハム”というのが多いのだそうです。

それって、身もフタもないじゃん、と思った私ですが(^O^)


ただの“ハム”じゃなくて、正しくは“ハミルトン”なのだそうで、略して
“ハム”(笑)

著者が診てきた歴代の“ハム”のなかで、スパムが大好物の子がいたの
だそうですが。

それって、共食いですよね^^;

ちなみに、スパムとはスパイスド・ハムの略なのだそう。
これも、知らなかったなあ


そして巻末には、著者夫婦がひょんなことから拾って長年飼い続けた愛猫
アイクにまつわるお話もありました。

これ、とってもいい話で、ぜひ紹介したかったのですが。

これ以上長くなるのもどうかと思うので、それは読んでのお楽しみと
いうことで。


・・・ってか、最初にケータイのしょーもない話を書くくらいなら、それを紹介
しろよって話ですよね^^;



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この記事へのコメント

2012年12月23日 00:22
>ケータイをひらくたんびに気になる
>灰色の顔(~_~;)
どんな顔なの

>手術室中に羽と肉が飛び散ったのだそう
恐怖だわ

動物好きの人がハマりそうな本ですね
年末・年始、本を読むかな
それとも、ごろ寝するかな
2012年12月23日 06:02
この獣医さんは名前からしてロシア人ですかね?
『ドクター・ヘリオットシリーズ』というイギリスの獣医さんの体験記も面白いです。
獣医さんというのは変な体験をしたり変な人に出会うようですね。
2012年12月23日 06:53
あぁ 呪いの携帯になってしまった…
も一回拭いてみる?

麻酔ガスに引火… 恐い。。気を付けよう。。。
ひまわり
2012年12月23日 17:29
ブタはまだわかりますがイグアナは
どうやって飼うんでしょうね…

ケータイ画面は少し曇るだけでも
見えづらいし気になりますよね。
ぶひ
2012年12月24日 08:38
おはようございます(^^)
カメレオンを飼いたいって次男に言われた時、結構可愛くて悩んだんですが、生きえさしか食べないので却下しました・・代わりにえさやり出来ません

私の夢・・いつか豚を飼う事なんです
名前はやっぱり「ぶひひ」かな
キーブー
2012年12月24日 15:56
もうヘトヘトさん、こんにちは
灰色の顔、カセットテープみたいな顔なんですよね。四角くて。んで表情がないからブキミです
生きたまま鳥を自爆させちゃったなんて、すごい話ですよね。だいたい、鳥の骨が空洞になってるなんてこと自体、私は知らなかったです。
お正月、私もゴロゴロ&読書になると思いますが。
考えてみれば、普段からそんな感じですね^^;
キーブー
2012年12月24日 16:01
ねこのひげさん、こんにちは
〇〇ヴィッチとくれば、ロシア人かなと思いますよね
私もそう思って、著者紹介のところを見てみたのですが。
アメリカ在住であること以外は、特に書かれてなかったです。ロシア系のアメリカ人なのかもしれませんね。

ドクター・ヘリオットもドリトル先生も面白かったですよね(*^_^*)
そう、獣医さんは面白い事件に遭遇する確率が高いようですが。
獣医さん自体、変わったヒトが多いということも言えるのかも(笑)
キーブー
2012年12月24日 16:04
まるおおさん、こんにちは
呪いのケータイ!
でもねえ、ホントそんな感じ。灰色の冴えない顔がいっつも右上に鎮座してるからね(~_~;)

まるおおさんも、鶏さんの治療のときは麻酔ガスに気を付けてね(笑)
あ、でも鳥ならぬ鶏さんは、骨が空洞になってないよね。だから翼はあっても空を飛べないんだ~、なるほどだよね
キーブー
2012年12月24日 16:07
ひまわりさん、こんにちは
イグアナ、どうやって飼うんだか(笑)
でも、イグアナかカメレオンかよくわからないけど、ああいう系を飼ってる人、最近増えてるみたいですよ(^^ゞ

ケータイ、拭かなきゃよかった(~_~;)
と言っても、あとの祭り。まあ支障がないからもうこれでいいですけど。。。
キーブー
2012年12月24日 16:10
ぶひさん、こんにちは
ああ・・・コオロギかなんかを食べるんですよね(~_~;)
以前テレビで観たのですが、果物や葉っぱしか食べないタイプもいるらしいですよ。そっちだといいですよね

ぶひさんはブタ好きでいらっしゃいますもんね(*^_^*)
お名前は、ハミルトンではなく「ぶひひ」ちゃんですか。夢がかなうといいですね
2012年12月28日 18:15
鳥爆破....いやだぁ(TДT)飼い主さんに何て言って詫びたんだろう。爆破してしまいましたなんて言えないけど、木っ端みじんじゃお返しも出来ないし。 動物は飼い方によって良くも悪くもなるからね。日本だと犬。犬を見るとどんな飼い主か分かりますよ。因にケイタは近所で「甘やかされてる」と言われてましたけどね(笑)確かに躾けはスパルタだったけど、他は激甘でした。猫らは..犬と違って人に噛み付くや吠える等の攻撃する事が無い分、激甘度は高いなぁ。
英語でもあのハムは同じくハムって言うのかな?日本で英語だから通じると思ってる言葉も、日本でしか通じない日本英語だったりする時あるしね。 ブタって雑食だから何でも食べるんだよね。本当にやったら食べるのか知らないけど、スプラッタとかで人間を食べてる事がしばしば....。                
キーブー
2012年12月28日 21:34
miyoさん、こんばんは
お忙しいなか、連投コメントありがとうございます(*^_^*)
ほんとにね~ 鳥を爆死させた後、いったいどうやって飼い主を納得させたのかそれを知りたいよね^^;
この本の中にも「攻撃的な犬の飼い主は、ほとんど例外なく攻撃的である」なんていう文章がありますが。
実家で昔飼ってた柴犬は、近所の人に「いい番犬だ」って言われるくらい、家族以外には懐かなかったんだよね(^^ゞ
ほかの犬やよその人には、今にも噛みつかんばかりに獰猛。私が「コラッ」と叱るとおとなしくなったけど。
でも私はちーっとも獰猛じゃないんだけどね(笑)

ブタの名前が「ハム」って、身もフタもないって思ったけど・・・どうなんだろね。和製英語なのかな?
人喰いブタといえば・・・映画『ハンニバル』で、レクター博士が怪我をした人にブタをけしかけて喰わせる場面があったよね。
ブタってもともとはイノシシだし、けっこう獰猛になんでもブイブイ喰っちゃうんだろうね(笑)

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