私が王妃だったら。




少し前に観終わった『龍の涙』という韓国歴史ドラマ。

なんと、怒涛の全159話でありました


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韓国ドラマは長いので、これくらいじゃもう驚きもしませんが。

でも、159話だったら、もうちょっとなんとかして160話きっちりにしても
よかったんじゃないのかなあ(笑)


朝鮮王朝の初代王から3代王までの話で、主人公は3代目の王の
バンウォン



そもそもバンウォンは、5人兄弟の5番目。

生母は王妃なのですが、すでに亡くなり、父王には新王妃がぴったり
寄り添っていて寵愛深く、彼女は王子をふたり生んでいます。

そんななか、父王は跡継ぎの2代目を、先妻が生んだ5人の王子を
さしおいて、新王妃が生んだ王子に決めるのですね。


新王妃は野心満々の気の強い人であったため、彼女の生前は誰も何も
言えない状態だったのですが。

彼女が亡くなり父王が体調を崩すと、その隙を突くようにしてバンウォンたち
は挙兵し、腹違いの弟を殺して、2代目の王としてバンウォンの兄が即位
するのですね。

その後、その兄は気の弱い人物であったため、弟のバンウォンの勢いを
恐れて自分からすすんで譲位をし、ここにやっと3代目の王バンウォンの
誕生となるのですね。


どうころんでも王にはなれないはずのバンウォンが即位するまでには、
それはもういろいろと苦労があったのですが。

糟糠の妻・ミン氏に支えられて、ここまで登り詰めたのですね。


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私が注目したのは、そのバンウォンの妻、ミン氏。

この人も気の強い人で、戦いのさなか夫の生死が知れないという報告を
受けるや、女ながらも甲冑に身を包み、戦場に馳せ参じたという女傑。

バンウォンは彼女をはばかって、長年、側室はひとりしか置いていないの
ですが、当時としてはそれはかなり珍しいことだったようです。


そんなバンウォンでしたが。

さすがに王ともなると周りからの勧めもあり、それなりに側室も増えることと
なるのですが。

ミン氏は嫉妬もあらわに夫をののしり、そうなるとまた夫の足も彼女のもとへ
は向かなくなります。


王となったバンウォンは、多忙でありながら孤独感にも悩まされています。

そのうえ、朝鮮王朝はまだ盤石とはいかず、彼は王権の強化に必死な状態。

なのにミン氏は、家臣の前でもおかまいなく彼にガミガミものを言ったりする
ので、次第にふたりの溝は埋められないほど深くなっていくのですね。


次第にバンウォンは、妻の強気は実家を嵩に着てのことではないかと邪推
するようになり、彼女のふたりの弟の言動に注目するようになります。

ふたりは朝廷の高官なのですが、権力を駆使して自分たちの懐を潤したり
など、専横なふるまいが多くみられるようになるのですが。

それを見たバンウォンは、義弟たちを追放します。

王妃は激高し、ふたりは大げんかをして夫婦仲はついに決裂。

そして、その怒りが抑えられないバンウォンは、追放した義弟たちに死を
言い渡すのですね。



ここまで観たときは、ため息が出る思いでした。

王妃ミン氏は、正室であるとともに一番長く王に仕えた妻でもあり、子ども
も4男2女を挙げています。

しかも、彼女の生んだ長男が世子として決定もしているのですね。

どの側室もかなわない、押しも押されもせぬ王妃なのだから、もっとどっしり
構えていればよかったのに(~_~;)


思うに彼女は、本当に夫が好きだったのでしょうね。

なので嫉妬を押さえられず、なんとか夫を自分のもとに取り戻したいと思った
のでしょうが。


でもバンウォンは、朝鮮王朝を固めるのに苦心しているところで、ミン氏に
対しても夫というよりは王として対峙しています。

彼からしたら、王妃も王に仕える者のはずなのに、なぜ彼女だけが王である
自分の体面を傷つけることばかりするのかわからず、怒りを募らせたのだと
思います。


王妃がここまで逆らわなかったら、弟たちも死を賜るまではいかなかったの
かもしれませんが。

バンウォンとしては、自分が死んだ後に、義弟たちが甥である新王をかつい
で権力を意のままにするのも心配だったのでしょうね。



さて。
ここでいつもの、“私だったらどうするか”なのですが(笑)

エア ギターならぬ、エア 王妃ですね(^O^)


まず言えるのは、嫉妬なんぞしてる場合じゃないということ。

ちょっと見てても、王位に就いた夫が精神的に追い詰められているのは
わかるのだから、いろいろと腹に据えかねることはあっても、
「少しはこちらへもお寄りくださいませ。お顔の色があまりよくないのが心配
です」
くらいのことは言わなくちゃ

あと、絶対に家臣の前で彼の体面を無くさせるようなことはしちゃダメだし。


王妃である自分が4人の男子を生んでいるとはいえ、側室の子もいること
だし、それらの子たちの資質を把握しておくのも大事でしょうね。

毎月、お誕生会みたいのを催して、その月の生まれの子に何かプレゼント
でもして言葉をかわすくらいのことはして、ちゃんと目配りをしとかなきゃ
いけないし。


こう考えてみると、嫉妬してるヒマなんぞないのになあ。


あれだけの女傑なのに、なんでもう少しポジティブに考えられなかったのか。

残念なことだなと思った私なのでした。


まあ彼女は見かけによらず、内面は私なんかよりもずっと女らしい人だった
んでしょうね(^^ゞ





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この記事へのコメント

2013年02月13日 00:04
日本の天皇家
徳川幕府
と比較してしまうわね。
韓国の女の方が強いのかな
2013年02月13日 06:28
日本にも女傑は、数限りなくおりますが、先日亡くなった鳩山さんのお母さんもこのタイプかな?
夫を後ろから支えて成功させたという意味では、秀吉の奥さんのねねでしょうね。
自分に子供が出来なかったというのもありますが、親戚の子供を、次々と優秀な武将に仕立てたのですから。
しかし159回とは長い!
歴史物は好きだけど、ちょっと付き合いきれないです。(~_~;)
2013年02月13日 10:01
あら すてきなキーブー王妃♡

きになるのは 2号ちゃんのエア王妃の言動です♪
キーブー
2013年02月13日 17:54
もうヘトヘトさん、こんにちは
はい。日本の皇室や幕府の大奥などと比べつつ、観ておりました
この時代の韓国女性って、一見強そうなのだけど、その強さは何かの折にポキンと折れてしまいそうな硬直した感じを受けました。
日本の場合は、もうちょっと柳に風というか、うまくしなう感じ。強いというよりは勁いの字が当て嵌まると感じました。身びいきかな(笑)
キーブー
2013年02月13日 17:58
ねこのひげさん、こんにちは
鳩山さんのお母さん、亡くなってましたね。富豪の娘に生まれ有名政治家に嫁ぎ、息子は総理になったし、きらびやかな人生に見えますが。
晩年はいろいろと思うこともあったでしょうね。
秀吉の妻・ねねについては、最近ちょっと面白い本を読了したので、また気が向いたら感想を書こうと思ってます
159回。長いですよね~
なので、私も最初の50回ほどはお付き合いしておりません(爆)
キーブー
2013年02月13日 18:04
まるおおさん、こんにちは
はい、キーブー王妃はすてきで前向きな王妃でございます(笑)
こぶた2号は・・・どうだろねえ(^O^)
あのヒトはネタミ・ソネミなどの複雑な感情のあまりないヒトなので、淡々とおいしいものを食べ、王さまが来ないなら来ないで気楽に横になってテレビでも見て、まったり過ごしてそう(笑)
側室がちょっとかわいい小物など持ってたら「それどこで買ったん?かわいい~」なんて言って、楽しく呑気に暮らしてると思うわ(^◇^)
2013年03月12日 22:41
私は韓国時代劇が好きですが、159話あるとはスゴイですね!ドラマ観てると「私だったらどうする?」って考えることあります。史実だから今さらですが、「あの時、こうすれば良かったのに!」なんて、しょうもない事を考えたりもします。☆エア王妃様は賢いですね~🎶
キーブー
2013年03月13日 15:39
ぬえさん、こんにちは
180話のドラマもあるみたいですよ。それくらい長いと、登場人物も自然に歳を取って、年寄り用の特殊メイクはいらないかもしれませんね(笑)
あの時はああすればよかったのに、というのは、のちのことを知ってるから言えることでもありますね(^^ゞ
エア王妃はある意味、後出しジャンケンのようなものかも(自爆)

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