ありもしない山を。。。




このブログにも何度か登場した韓国歴史ドラマ、「王と妃」ですが。

前回は、ほぼ後ろ半分くらいしか観てなかったんですよね。

それを今回は、第1回目の放映からほぼ欠かさずに観ております。

いやあホント、聞きしに勝る大河でありますね^^;


今日の放送分では、大妃である ばあちゃんが、憎い嫁の子である皇太子の
即位をなんとか阻もうと画策するも、さすがに周りに諭され、諦めて即位を
認めておりましたが。

この怖いばあちゃんも、もとからこんな妖怪もどきであったわけはなく、
初めの頃はまったくもって可憐な新妻だったわけですね。

それでも、そんな若いころから性格のきつさがわかる言動が端々に見えて
はおりましたけどね(笑)


一番すごかったのが、夫が亡くなるときで、彼女はやっとまだ20歳になるや
ならずのころ。

彼女の夫の父親が王さまだったので、夫は皇太子の地位にいたのですが。

不幸なことに、父王よりも早く亡くなってしまったのですね。

その時点で、彼女は息子を生んでいたのですが。

順当にいけば、夫が王位を継いで、そのあと彼女の息子、ということになる
はずだったのが、皇太子のままで夫が亡くなってしまえば、王位は夫の弟
にいってしまい、その次はその子ども、というふうに弟一家に流れてしまうの
ですね。


それではならじと、彼女は瀕死の夫の枕元で、
「どうか一日でも長く生きて下さい。そして一日でもいいから即位して下さい。
そうでないと、この子が王位を継げません」
などと言い、夫が苦しい息の下から、
「手を握ってくれ」
と差し出す手を乱暴に払いのけ、
「悔しかったら、少しでも生きて下さい。王位に就いて下さい」
などと言ってのけるのですね。


そのとき、夫である皇太子は、妻のきつい性格をいさめ、もっと思いやりを
持って周りと和するように諭します。

「山を見ようとすれば山が、川を見ようとすれば川が現れるものだ。つまり、
そなたが見ようと思うものが現れる。そなたが争おうとすれば争いが起きる
のだ」

苦しげに息をはずませながらも必死に言いきかせるその言葉は、彼女の耳
には入らないのですね(~_~;)


夫亡きあと、その弟、彼女にとっては義弟が王となるも、この人も早世して
しまい、その子はまだ幼いということで、思いがけず彼女の息子が即位する
ことになるのですが。

息子は王さまでも、彼女自身は王妃にはなれなかったため厳然たる身分の
差があるのですが。

強気なこの人のこと、そんな状況に甘んじているはずもなく強引に突き進んで、
政治の世界にもどんどん介入して権力をほしいままにし、のちには気に入ら
ない嫁を廃妃にしたうえで平民に落とし、さらに服毒させて殺してしまうわけ
ですね。

そのときの細かい経緯は、以前にも書いたのでもうここには書きませんが。


今回、最初からこの物語をつぶさに見てきて感じたことがひとつありました。

それは、人は間違いをおかしても、何度も何度もそれを立て直すチャンスを
与えられているのだなあということ。


この大妃にしたって、嫁を許す機会は何度かあったし、それでも許さず
殺してしまったあとでも、その子である孫を慈しんで育てればまだよかったの
に、嫁への憎しみを今度はこの子に投影して疎んじてきたのですが。

それでも、この子が育つ過程において、何度も優しい言葉かけをする機会
があったはずなのですが。

それも自分で蹴ってしまって、最終的には破滅の道を辿ることになるの
ですね。


この孫にしたって、疎んじられても一応は皇太子の地位に就けてもらい、
父王が亡くなったあとは、いろいろと意地の悪い画策はされても、結局は
祖母である大妃が折れて、ほかの孫ではなく自分が王になることを了承して
もらったのだから、そこで自分から歩み寄ればよかったものを。

彼も、祖母と心を通わせる機会を何度も蹴ったあげく暴君の烙印を押され、
荒れた生活を送って苦しんだのち、王位から引きずりおろされてしまうの
ですね。


こう見ると、なんとまあよく似た祖母と孫でありますね。


大妃は、悲願であった息子の即位が叶い、男の子の孫を何人も得て、
本当なら穏やかな老後が待っていたのに。

そこに、わざわざ争いごとを持ち込んで、台無しにしてしまったのですね。


と、ここまで見てくると。

これって、現代においても、よくあることだなと思ったんですよね。

そこそこ恵まれているのに、手にしていないものばかり数え上げて、自分で
自分の首を絞め、あまつさえ周りを苦しめて。


ありもしない山をこしらえて苦しむ愚をおかしてはならないなと、強く感じた
ことでありました。




最後に。

そこそこ恵まれていて、好物を口にしているはずの私でありますが。

大好きなイチジクが高くてなかなか買えないという山をこしらえており
ましたところ(笑)

なななんと。

近くのスーパーで、350円で売られているのを発見!

画像



6個で350円は、決して安いとは申せませんが。

でも、ほかのスーパーでは安くても498円ですもんね。

これで充分。

おいしくいただきました~(*^_^*)





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この記事へのコメント

2013年10月03日 23:02
そうです、そうです!何度間違いをおかしても、ポカをやっても、挫けても立ち直せるんですよ~!韓国史劇で参考になる事は多いですよね。あやかりたい人物もいるけど、逆見本もいますね。 ☆☆☆今『韓国時代劇カタログ』を見ています。 朝鮮6代王の端宗って16才で薬殺刑にされてお気の毒ですね...。イチジクが手頃な価格で入手出来て良かったですね~!(^^)!高級食材を食し、末永く『エア王妃』やって下さい
2013年10月03日 23:02
いちじくおいしそう!
いちじくって子供のころは祖母のうちからもらってくるものだったんですけどね。
おいしかったですか?
わたしもいちじくの甘露煮ではなく生が好き。
わたしも探してこようかな?っておもいます。
2013年10月04日 00:40
韓国ドラマは、さっぱり。。。

いちじく、渋谷駅前の大和田青果
時々、イチジク仕入ミスなのか、夜の閉店間際
1パック6個で100円売る事がある。
沢山買って帰りたいけどつぶれるし。。。
少し(6パックは買うけど)買って帰るけど、電車が混むと。。。
こういう時、自転車で通勤したいと思うわね
2013年10月04日 16:29
こちらのスーパーでは一パック6個入りが298円也。
さすが、江戸(東京)の台所”千葉”であります。
イチジクは傷みやすいから、閉店間際に行くと安く手に入るかもね。
2013年10月04日 16:56
こんにちは!
韓国ドラマは、チャングムくらいしか
わかりません。
でもチャングム大ファンです

イチジク、食べ頃ですね
良かったですね!楽しみですね~。
どのようにしてお食べになりますか
2013年10月04日 21:27
項羽と劉邦という中国歴史ドラマを観たんだけど、中国とか韓国とか、何かそっちの大陸の歴史は凄いよね(^^;)史実が壮大だから王族ドラマもまた凄いし(笑)昼ドラものの濃さというか(爆)
あ!出たわねイチジク!!(^^)あらら、そんなに高いとは。あれ?でも先日見た時、そんなに高かったかな?もしかしたら小ぶりで手頃値段だったのかもしれない~。
キーブー
2013年10月04日 23:02
ミルテさん、こんばんは
そう、イチジクって、昔は買うものじゃなくて近所からもらうものでしたよね。町内に数件は庭にイチジクの木があったし。
イチジク、ワインで煮込んだものとかも食べてみたいんですけど・・・とりあえず、そんなに大量に買えないので、生で食べるだけで精一杯。昔はホント、飽きるくらい食べてたものなんだけどなあ(~_~;)
キーブー
2013年10月04日 23:11
ぬえさん、こんばんは
「王と妃」、すごい大河です。最終的に、王さまは5人、替わるし^^;
そんな長~い時の流れを見ていくと、ホントいつでも人生の軌道修正はできるもんなんだなあ、って思ったんですよね。
これは、ちょうどその6代王の端宗の父王が亡くなるときから話が始まり、端宗は父の弟、つまり叔父に王位を奪われ殺されるのですが。
その叔父が、晩年、甥を殺したことを悔やんで、酒に酔っては「私は千年の眠りから覚めた悪鬼だ~」と言って泣いてましたね。
何かというと「私は悪鬼だ~」が始まるので、テレビに向かって「はいはい、千年眠ってたんやな、そんで目が覚めてもうたんやな」って話しかけてました(笑)
キーブー
2013年10月04日 23:21
もうヘトヘトさん、こんばんは
韓国ドラマは好き嫌いがありますもんね。大河だからお付き合いする時間も長いし^^;

えええ~?!6個で100円!!
それは多分、売れ残っても いたんでしまうだけだからでしょうね。いいなあ。私も近くなら絶対、買いに行くのになあ
んで、少しと言いながらも6パックも買うんですか?!
一気に36個!イチジク天国だあ!!(^◇^)
キーブー
2013年10月04日 23:25
ねこのひげさん、こんばんは
6個入りが298円!いいなあ!それだと私は毎日でも買いに行くかも。
閉店間際なら、安くなるのかなあ。ここらへんはフツーのスーパーでも10時くらいまではやってるので、閉店間際だと私はもうお風呂も済ませてパジャマ姿ですからね(笑)
夕方遅くには行ったことがあるのですが、そのときはまだ全然安くなってなかったです。。。
キーブー
2013年10月04日 23:28
まさちよさん、こんばんは
チャングム、私はちらっとしか見たことがないのですが。
こぶた1号が大好きで、DVDを全巻揃えて持ってます(笑)
イチジク、6個だけですが堪能しました
数があれば、煮込んでみたりジャムにもしてみたいけど・・・何しろ6個だけなので、ただもうそのまま生で食べただけです。それでもおいしかった~~(*^_^*)
キーブー
2013年10月04日 23:36
miyoさん、こんばんは
そう!昼ドラなんだよね。濃ゆいし(^O^)
宮廷の人たちって、歯の浮くようなことを平気で言うし、人が死ねばものすごくわざとらしく号泣するしね^^;
霊前では、号令に合わせて泣いて、止めて、みたいなことまでやってたし。あれはちょっと驚きました

イチジク、なんだかこっちはお高いんだよね。
昔は、熟しても誰も取らない木とかあって、下にボトボト落ちるままにしてあったもんだけどなあ
2013年10月05日 11:06
キープーさん いやー書いてくれましたね・・・。
それだけ、貴女の思い入れが強いことが分りしたよ。
私は韓国のものはこれまで初期に入ってきたものしかみていないけど、「何とかの誓い」という宮廷ものがありましたよね。毎週楽しみにして観ましたよ。主演の女優が大好きでしたね。今はアメリカで結婚して子供さんが出来たとか・・・。
あきさんは下世話な話もけっこう好きでして・・・。
「王と妃」は、あれに筋書きが近いのかな??韓国ドラマは女性の心を掴むのが上手というか、女心を揺さぶるようですね。
日本の作家は勉強すべし・・・。
イチジク・・・子供の頃に育った田舎の家の庭に大きな木があって、季節になると紫色に熟しましたね。
私はあの独特の味と言うか、においと言うか、それほど好きではなかったので、熟れたところだけ少し食べて、後は捨てていました。
東京へ出てきたときに、八百屋さんでイチジクの実を売っているのでビックリしましたよ。
2013年10月05日 17:38
一年一回 お付き合いで 口にします うーん これも あまり おいしいとはなーーー
りぃー子
2013年10月06日 11:44
今年は会社のパートさんにたまたま頂いたんですが、よーく冷やしてあって、物凄く美味しかったです!!!
やはりうちも子どもの頃は庭の木から勝手にもいでおやつにしたりしててんですが、その頃は特に好きでもなかったです。
それでうちの子にも受けないだろうと思ったけど、「美味しい!」と喜んでました。

韓国ドラマは私も余り観ないけど、共感です。
身近にも嫁を憎み、嫁も義母を憎む関係が沢山あります。
自分達だけならいいけど、子どもも巻き込んで、子どもまでおばあちゃんのことを「ババア」と憎んでいるのを見ると、残念な気持ちになりますね。
世の中に身内と言える人は限られていて、おばあちゃんと呼べる人は二人しかいないのに。
「同居でないからわからないのよ」と言われると、その通りですが。

憎しみは一時にとどめ、かすかにでも普通の気持ちを通じ合うチャンスを探せたら、お互い幸せに近づくのでしょうけれどね。
キーブー
2013年10月06日 17:15
あきさん、こんにちは
「王と妃」、初回からじっくりと観ていると、ホントいろいろ思うことがあったんですよね(^^ゞ
あきさんがおっしゃってるのは多分「チャングムの誓い」じゃないでしょうか。主人公の女性、落ち着いた感じの美人でしたよね
あれはたしか、主人公の女性が宮廷で医学を学ぶ話だったかと思うのですが。
あと、スラッカンと呼ばれる宮廷の台所の話が多くて、宮廷料理の数々が出てきたり。
「王と妃」は、文字通り王さまとその妃たちの物語ですね。王位を奪い合ったり、大妃と王妃の嫁姑の争いだったりとか。

イチジクって、昔は店で買ったりしませんでしたよね。
庭でたくさん実がなるからって、近所の人がくれたりとか(笑)
紙袋にたくさん入って百円とかで売ってたりもしましたが・・・今みたいに、1パックが500円もするようなものではなかったのに。
最近は、思う存分イチジクを食べてないです。たかがイチジクだというのに。。。
キーブー
2013年10月06日 17:17
seiziさん、こんにちは
お付き合いで? それは、お知り合いの方が庭でとれたものを持って来たりするのかな??
だとしたら、うらやましーい!
私だったら、大喜びで食べるのになあ。。。
キーブー
2013年10月06日 17:27
りぃー子さん、こんにちは
いただきもののイチジクですか。いいなあ~~
そう。食べ放題だった子どもの頃は、さほど食べたいとは思わなかったんですよね。なのに、そのおいしさがわかってきた今になって、こんなに高級なものになってしまうとは。。。

こぶたたちの同級生のママさんでも、同居の人は大変そうでしたね。わりにサバサバした人なのに、お姑さんの言動に対してはすごく敏感になってたり。あれはやっぱり同居してみないとわからないしんどさなんでしょうね。
でもこの「王と妃」の場合、宮廷は広くて、そんなに窮屈な思いをしなくてもすむし・・・まあでも、毎朝の挨拶から始まって、これはこれで庶民にはわからない苦しみがあるんでしょうけどね^^;
恨みつらみをずーーっと大事に抱えてても、自分がしんどいだけですもんね。気を取りなおす、というのが大切だなと思ったり。どっちにしても、人の言動の裏を気を回して読んだりしないことでしょうね^^;

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