なんじゃ こりゃ(@_@)
こないだ、ホウレンソウの収穫にあたって、成長しすぎたものを1株だけ
残して、花や種子の観察をすると書きましたが。
その株に、不思議なモノを発見!

葉っぱの付け根のところに、フワフワしたものが付いているのですが。
おわかりになりますか?
アップにしてみますね。
まさか、これが花?

こんなの、初めて見ました。
ホウレンソウなんて、とても身近な植物なのに。
いやあ、面白いですね(*^_^*)
面白いといえば、植物だけではなく、それに付くイモムシの類。
けっこうかわいいんですよね(笑)
私は毎年、わが家のグレープフルーツの木に付くアゲハの幼虫の観察を
しているのですが。
今読んでいる本のなかに、偶然、オオスカシバの幼虫の話が出てきたん
ですよね。
オオスカシバというのは蝶ではなく蛾で、幼虫はクチナシの葉を食べます。
わが家にも数年前までクチナシがあったのですが、植え替えの仕方がザツ
すぎたのか、枯らしてしまったんですよね(~_~;)
この幼虫はアゲハの幼虫によく似ているものの、ひとまわり大きいうえに
尻尾にトゲが立っていたりしてイマイチ可愛げがないんですよね。
それに、蝶ではなくて蛾の幼虫ですからね(~_~;)
私は少しの迷いもなく、駆除しておりました。
ところが。
福岡伸一氏の書いた『遺伝子はダメなあなたを愛してる』という本のなかで、
そのオオスカシバの成虫がベタ褒めされていたんですよね。
いわく、鮮やかなオリーブ色の胴体にビロードのベルトを巻き、澄んだ透明な
翅(はね)で花のまわりを飛び回り、花の蜜を吸うときはホバリングもするのだ
とか。
その動きはまるでハチドリのような俊敏さと優美さを兼ね備えているのだ
そう

ほほう

今度、クチナシを見つけたら、そばにオオスカシバがいないか探して
みなきゃ。
そう思った私ですが。
蝶も蛾も同じ鱗翅目(りんしもく)に属しますが、蝶が250種ほどであるのに
対して、蛾はその10倍以上もの種類があるそうで、著者は蛾の方が
そのフォルムも美しい、と書いていました。
これには、蛾が大嫌いな人から異論が上がりそうな気もしますね(笑)
私は、べつに蛾はさほど苦手ではありませんが。
いろいろ考えてみるに、蛾が嫌われるわけは、あの翅を広げたままの
だらしないとまり方だとか(笑)、あちこちに散らばる鱗粉だとか、原因は
いくつかあるかと思われますが。
私が一番ネックだなと思ったのは、あの胴体の太さ。
蝶なんて、翅だけでできているみたいに細い胴をしていますが。
反対に、蛾は、いったい何が詰まってるんだかと思っちゃうほど太い胴
ですよね。
これが潰れたら、と想像したとたんゾッとしてしまうくらいです(笑)
ま、それはともかくとして。
ホウレンソウの綿毛(?)から、話がいろいろ飛びましたが(^^ゞ
ホウレンソウでは、もうひとつ発見があったんですよね。
収穫のとき根っこを残しておいたら、また葉っぱが出てきたりしないかなあ
などと思い、根は抜かずにおいたのでしたが。
切り株の横からちゃんと、新芽が出てきてますね

これも観察しつつ、大きくなったら収穫したいと思います(*^_^*)
あ、それと最後に。
このブログが始まる前からわが家にいて、毎年たくさんの幼虫を養ってきた
グレープフルーツでしたが。
とうとう枯れてしまいました

去年、秋口に付いていた幼虫を、駆除するに忍びなくて放置した結果、
枯れ木同様の姿で冬を越すことになってしまったのでしたが。
いつもは、それでも春になったらちゃんと新芽を出して恢復していたのに。
今年はさっぱり新芽が出てこないので確認したところ、根も後退していて、
すっかり枯れきっておりました。
ふう。
また、食べたグレープフルーツの種をイチから蒔くしかないかな

この記事へのコメント
そうですよne・・・
特にbokuなんかは植物に詳しくないので
フラワーブログの方にビックリさせられまくり
ホウレンソウだって食べる専門ですからne
不思議な花と言えば・・・そうですよne
ameneko
小学校の頃 桜の木から 頭の上に幼虫が降ってきて以来 毛虫とか 蝶々系の幼虫は苦手ですぅ。
福岡伸一教授は私が大好きな科学者の一人です。
女性のキープーさんが好きだなんて、やっぱり貴女は只者ではないですね。
私も同じく、食べる専門です
なので、自分で種を蒔いて育ててみて驚くことばかり。面白いもんですよね(^O^)
この白いポワポワ、いったい何なのか。
タンポポの綿毛のように拡散するのかなと思い、さっき引っ張ってみたのだけど(笑)
しっかり茎にくっついてました。なんなんでしょうね、これ(^^ゞ
うちの近所にも、ホウレンソウやらミズナやら植えられた畑がありますが、あんな白髭がついてるのを見たことないです。
今日あたり、茎はさらに太くなって、うっすら縞模様も浮いてきてるし。変身するのか??(笑)
ああ~、桜は花はきれいだけど、葉っぱの季節は最悪ですよね^^;
私も、カラフルな幼虫は苦手です。青虫系だと平気ですけどね。あと、トゲトゲとか変な付属物がついてるのもイヤですよね^^;
あきさんちにはクチナシがあるのですね。あれはホント、いい香りですよね(*^_^*)
とすると、あきさんはオオスカシバの成虫をご覧になったことがあるのですね。福岡伸一さんがおっしゃってるとおりの優雅な蛾でしたか?
素人にもわかるようにやさしく書かれたサイエンスものって、とても面白いですよね。とはいえ、私の頭脳では、ちょっと専門的になるともう歯が立たなくなっちゃいますけど^^;
私なら、観察しないで食べる事に熱中しそうだわ
ほうれん草、楽しめるわね
グレープフルーツ、残念だったわね
ホウレンソウ、観察してよし、食べてよし(笑)
そういえば、今日、2軒の花屋さんでゴーヤの苗を見かけましたよ。でもまだもう少し待った方がいいかなと思って買いませんでしたけど。
グレープフルーツは、食べたあとの種を蒔いて育てたもので、けっこう大きくなっていたのに。ホント、残念です(~_~;)
がっ、1週間以上経つのに、まだ1つも芽が出ません。
このところ、寒い日が続いたからでしょうか?
あと1週間待ってみて、ダメなら、蒔き直そうと思います。
クチナシにやってくる蛾に優美さ…は全く感じたことないですよ。
羽音が大きいし、飛ぶスピードが速いので、どちらかというと「恐怖」
よく蜂と間違えそうになりますぅ。
ホウレンソウ、そんなにすぐには芽が出なかったと思いますが・・・どれくらいで出たかなあ。10日くらいはかかったような気がします。
んで、あらら!
オオスカシバ、そんなに優美な蛾じゃないんですね^^;
羽音が大きくてスピードが速い・・・それはウザいなあ(笑)
鮮やかなオリーブ色の胴体にビロードのベルトを巻き、って本に書いてあったから期待したのに。うーん、やっぱ駆除ですね、そんなんじゃ(笑)
後で母に聞いてみようと思います。
キーブーさんのグレープフルーツの木は
種から育てたのですか!?素晴らしい!
どのくらいの大きさまで育ったのですか?
しかもそこで幼虫の観察を…。
キーブーさんは研究者ですネ♪
このフワフワ、何でしょうね?お母さまならおわかりになるかなあ。もしわかったら、教えてくださいね
グレープフルーツは、以前も種から育てたことがあるのですが、7年もたつと背丈に近いくらい伸びますよ。そのときは日当たりがあまりよくなかったせいか、葉っぱだけで花は咲きませんでしたけど^^;
今回は種まきから5年ほどで、毎年幼虫を養うものだから あまり大きくなりませんでしたが、それでも50センチくらいにはなってたかなあ。
幼虫にしろ、食べた果物の種を蒔いたものにしろ、観察は面白いです
この面白さに40年前に気づけてたら、私も人生も違ってたのかなあ(笑)