読後感、悪くなかったですよ(^O^)



図書館で、ちょっと面白そうな本を みつけました


内藤了 著  『ON 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子』



この手の本って、読んでて胸が悪くなるような犯罪が 微に入り細に入り描かれ
ていたりして、読後感が最悪だったりするので要注意なのですが(笑)



表紙の後ろにあった紹介文を見てみると。

奇妙で凄惨な自死事件が続いた。
被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。
誰かが彼らを遠隔操作して、自殺に見せかけて殺しているのか?



うんうん。

犯罪者が、自業自得な目に遭うんだね。だったらOK(^O^)


ということで、安心して借りて帰りました(笑)



まず冒頭。

部屋探しをしていた大学生が、不動産屋と一緒に空き物件を見に行った先で
遺体を発見してしまいます。

その遺体というのが、まだ幼い女の子。


部屋の床に手足を釘で打ちつけられ、口には いっぱいにイチゴキャンデー
が詰め込まれていて、そのせいで まるで小動物をのみ込んだヘビのように
喉がふくらんでいて


発見者の大学生は気を失い、その後の記憶が飛ぶほどのショックを受けて
しまうのですが。



そこまでを読んで、この本を借りてきたことをハゲシク後悔した私(~_~;)

もういっそ読むのをやめて返してしまおうかとすら思ったのですが(笑)


主人公の新米刑事、藤堂比奈子というのが、読んでて好感のもてる感じ
の女性だったし、彼女を取り巻く刑事仲間も みんな個性的で面白くて、
それが救いで なんとか読了することができました(笑)



んでまあ、この猟奇殺人事件の犯人は生育環境が悲惨で、親の愛情どころ
か虐待を受けて育っているわけですが。


それと対比するかのように、藤堂刑事は愛情深い家庭で育ってきているん
ですよね。


ただ、彼女も たんにハッピーな人生を送っているわけではなくて。


大好きだった母親は病気で亡くなっているし、父親はその後 再婚している
ので、なんとなく実家に居づらくなって 東京に出てきているんですよね。



とはいえ、母親は亡くなるまで ずっとおだやかで明るくて、警察に就職したて
の娘を心理的に支えていて。


帰省してきた娘に、老舗店の七味唐辛子の缶をプレゼントしているのですが。

その缶のフタには、「進め! 比奈ちゃん」 とマジックで書かれています


彼女は いつも その缶をポケットに入れて、大事に持ち歩いているんですよね。

仕事が長引いて疲れたときなど、手のひらに少量を振り出して舐めたり。


そんな心温まるエピソードも、この凄惨なお話の救いとなっております(笑)




読み進むうちに すごく興味を惹かれたのが、やっぱりその紹介文にあった、
犯罪者たちの死にざま。

かつて自分が犯した殺人の手口どおり、死んでいるのだけど。


死刑判決を受けて、死を待つばかりの犯罪者にも それは起きていて。

独房のカメラには、いきなり発作を起こしたかのように自分の頭を抱えて壁に
打ちつける様子が写っているんですよね。


それも、なんと3回も起きていて、3度めには とうとう死んでしまうのですが。


この死刑囚は、じつは3人殺しているんですよね。


この件を調べに来た刑事たちに、看守はこんなことを言います。


「私はね、思うんですよ。やつに殺された被害者たちの亡霊が、順番に復讐に
来たみたいだなって」



ほうほう(@_@)

こりゃ、がぜん面白くなってきたではないかい



これらの事件を調べるうちに、ある精神科クリニックに行きつくのですが。

そこの医師のひとりが、冒頭の幼女殺害事件の発見者の大学生だったん
ですよね。


温かい心を持った彼に、藤堂刑事は惹かれていくのですが。


こういう場合、えてして犯人は精神科医だったりしますよね。


大丈夫なのかなあと、ヒヤヒヤしつつ読んでいた私(笑)



さて、彼は犯人なのかどうなのか。


あとは読んでのお楽しみ(^O^)



っていうか。

これ、ごく最近 ドラマ化されていたんですね。


主人公の藤堂比奈子を波瑠が演じていて、同僚刑事を関ジャニ∞の横山くん
が演じています。


この記事を書くにあたって調べてみて、初めて知ったのだけど。


観たかったなあ、そのドラマ。

再放送になったら、絶対に観ようと思います




最後に。

今日、こぶた2号と一緒に行ったタリーズで注文したカフェモカ

画像



ホイップクリーム、大好物なんですよね



こぶた2号はイチゴミルクのタピオカ入りを飲んでいたのだけど。

その写真がまだPCに届いてなくてお見せできないのが残念^^;


こういうのを飲みながらの読書もいいもんですよね(*^_^*)





この記事へのコメント

2019年05月15日 22:17
キーブー評論家、毎回の事ながら
さすがです!
すんごく興味湧きますやん(^'^)
殺された遺族が、犯人を同じような目で
殺してやりたいって気持ちが伝わった
かの様な所、ほうほうとは言いません
でしたが、少しスカッとする(^_^;)
へぇ~ドラマ化も知りませんでした。
キーブーさんの所で見て、私も再放送を
チェックしよや。

カフェモカ、これまた美味しそう!
2019年05月16日 09:53
おはようございます
読み切るのがすごい
私は、苦手
モカカフェは、好きになりそう
2019年05月16日 10:20
猟奇犯罪・・と聞いただけで
ブルブルですねぇ
そういえば 凶悪 って
ピエールとリリー
のおじさん二人が
金のために人を殺して
平然としている映画を見て
いるんだろうなあ リアルに
こういう人たちって
 思いました。 ○。
キーブー
2019年05月16日 23:22
りーにんさん、こんばんは
そうなんですよね。まるで被害者の無念を晴らすかのような亡くなり方で、凄惨なお話なのだけど 読んでる方も少しホッとしたりしますよね。
再放送があったら、ぜひ観ましょうね。りーにんさんの感想も聞かせていただきたいです。

カフェモカ、下がコーヒーなので、ホイップクリームの甘さがうまく緩和されて とてもおいしいんですよね(*^_^*)
でもこれ、脂肪と砂糖だもんなあ。太るんだろうなあ^^;
キーブー
2019年05月16日 23:27
もうヘトヘトさん、こんばんは
私のなかのルールとして、借りてきた本は なるべく読み通す、というのがあるんですよね(笑)
買ったわけじゃないんだから、イヤなら読まずに返してもいいのに・・我ながら 変なルールだとは思います(^O^)
それに このお話は、登場人物が個性的でユニークなので、そこも救いになっていて、読了することができました。

カフェモカ、おいしいですよ
ちょっとだけ甘いものが欲しいときにいいんですよね♪
キーブー
2019年05月16日 23:32
└|∵|┐高忠┌|∵|┘さん、こんばんは
ただの犯罪でも 金輪際かかわりたくないのに、「猟奇」 ですからね。ホント、ぶるぶる
ああ、ありましたねえ、そんな映画。
CMで ダイジェストだけ見たのだけど、すっごく怖かったです(笑)
なので、私は 観にいくことができず(笑)
根っからの悪人って、多くはないけれど いるものだと私も思います。
まっとうに暮らしていれば、たぶん かかわることもないんでしょうけど。ってか、そう信じたい!
2019年05月19日 21:25
あかん。
またキーブーさんの口車に乗りそうになってるわ。
ほんと、読書感想文がお上手。
読みたくさせる名人です。

キーブーさんに取り上げてもらった小説、映画は絶対いくらか払うべきだと思う。
キーブーさん、プロになったら?
キーブー
2019年05月20日 23:29
ごろー。さん、こんばんは
ごろーさんは いつも褒めて下さいますね(*^_^*)
私は 褒められて成長するタイプなので、すごく励みになります(笑)

いやいや、とてもプロになんぞなれる文章力ではありませんが^^;
本というのは、汲めども尽きぬ泉のようなものだなあと いつも思います。
知識を得られるのはもちろんのこと、喜びや楽しみ、嫌悪や怒りなどの感情が湧き上がってきて、とてもエキサイティングなんですよね。心が解き放たれたような、のびのびした気分になります

この記事へのトラックバック