映画と私 その比類なき原点とは

さてさて本日も晴天なり

今日はこぶた1号が有給を取ってお休み

いつも朝ごはんは私一人なのでお弁当の残りをちょっとつまんでおしまい

となるのだけど、今日はちゃんと、ゆで卵をつぶしてマヨネーズであえた

ものと、ハムときゅうりをトーストに乗っけて、コーヒーをいれてゆったり

朝ごはんとなりました



さて、ふたりで協力して家事も早々に一段落

さっきブログめぐりをしてコメントを入れてたときに、初めて観た映画のことを

思い出した私。


東映の、岩に砕ける波しぶきから始まるシブい邦画。

あれは私がまだ保育園に通っていたとき。

母に連れられていったのは、田舎の場末の映画館。

かすかにトイレの臭いがするような小さなところ

そこでやってたのがやくざ映画。

賭場に集まってサイコロを振ってるところなどをつぶらな瞳で観ていた

幼い私


そこへ急転直下、いきなりの流血地獄

賭場のまんなかにある、白いアイロン台のでかいのみたいなのへ大量の

血がバシッと飛び散り、障子にも血がしぶいたとみるや、朱に染まった腕が

突き破って出てくるやらの凄い騒ぎ。


このシーン、あとあとまで夢に見てうなされました


まーったく、何を考えて幼い娘をそんな映画に連れてったのやら・・・

子を持って知る親の愛、などと申しますが、私の場合、もちろんそういうのも

ありますが、それよりは圧倒的に、自分が親になってみて首を傾げるような

ことも多いです(笑)


母が生きてたら、これよりほかにも聞いてみたいことがいーっぱいあるん

だけどなあ。

面白い人だったから、たぶん想像もできないような答えが返ってくること

間違いなし(~_~;)



まあそれはともかく。

その映画の途中、幼い私はトイレに行きたくなったのですね。

たぶん、映画館の中にそこはかとなく漂うトイレ臭に誘われたのだと思うけど

母に尿意をうったえたら、

「そこのドアを出たとこにあるからいっといで」

と言われ、ひとりでトイレに向かった私。

賢くもちゃーんと一人で済ませて、さてトイレを出ようとしたとき。


開かなーい!!

トイレのドアがいくら押しても開かない!!



そこで私は恐怖感でいっぱいになって、大声をあげて泣きました(ToT)

上を向いて泣いたので、天井とドアの隙間から、昼下がりの陽光が差し込んで

いたのをよく覚えています。


その後、母と映画館の人が駆けつけてきて、私は無事、救出されました(笑)

ドアは、引いて開けるタイプだったのですね

「入るとき、ドアを押して入ったんやろ。そしたら出るときは引くに決まってるやん」

と母に大笑いされました。

そのとき映画はクライマックスで、賭場で刺された男が主人公に抱き起こされ、

虫の息で切れ切れに話をしている場面の、しーんと静まり返った場内に私の

泣き声が響きわたったそうです・・・


のちのちまで語り草にされて笑われましたけど・・・

だけどねぇ、お母さん。


幼い娘と観るのに血なまぐさいやくざ映画をチョイスするとこから始まって、

トイレにひとりで行かせるなんて。

まあ時代も今と違ってのんびりしてたとはいえ、変質者とかはいたんだからさ。

あと、トイレに閉じ込められるって、幼い子からしたらすんごい恐怖なんだから。

それを、抱きしめるとか慰めるとかするより先に笑うかなあ


まーったく。私だからちゃんと無事に育ったけど。

これがこぶた1号や2号だったら、つぶれてたな、きっと(爆)











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