映画と私とこぶたたち

私は常々、親の好みや趣味というものは、その家の色合いと言うか家風

のようなものになって、子どもも育つうちには自然にそれに染まっていくもの

だと思っていました。

なので、子ぶたたちが小さいうちは一緒に絵本を読んだり、絵を描いたりする

機会を意識して持ち、下地は十分にしたつもりだったのに。

大きくなっていくにつれ、こぶた1号も2号も本や絵からは遠ざかっていき、

今では読書の習慣も全くなし(-"-)


昔、こぶたが小学生の頃のママ友に

「お宅の○○ちゃん、活発でいいわよね。お出かけとかもついてくる?」

と聞かれ、

「くるよ。ひとりでなんか出かけられへんで。もううるさくてかなわんわ。」

と答えたら

「いいよねぇ。うちの子、いっつも一人で本なんか読んでて、買い物に誘って

も来やしないよ。つまんないわ」

なーんて言われたことがあります。

そのお母さんはわりと活発な方で、読書なんて辛気臭くて、と言うタイプ。

なのに、娘さんは家で静かにお留守番をしつつ読書するのが好きなのだとか。

んで、うちはといえば私は家虫で本の虫。お出かけはめんどくさいという

タイプ。

なのに、こぶたは家でじっとしてるのが好きでなく、本は読まない。

うまくいかないもんです。

「子ども同士、トレードしよか」なんて言って笑ってましたけど。



映画も、小さい頃はいろいろと連れて行ったもんです。

お出かけ嫌いで、観る映画は厳選して好みじゃない場合は人に誘われて

も決して行かないこの私が、春休みや夏休みのたびにある「東映まんが祭り」

やら「セーラームーン」やら「ドラえもん」やらジブリものやらetc.・・・


当時は指定席ではなかったため、人気作品だと早めに行って並んだり、立ち

見になってしまったりすることもあって、ほんとにえらい目をみたもんです


それでも目を輝かせてスクリーンに見入るこぶたたちを見てると、なんだか今、

こぶたたちの心の中に良い種を蒔いてるような気持ちになり、そのくらいの

骨折りは苦にもなりませんでした。

いずれこの子たちが大きくなったら一緒に映画を観て、感想をあれこれ言いあえ

たら楽しいな、なんて夢を持ったりもしてたのだけど。


いや~、甘かったですね~


ふたりとも、今となっちゃ映画なんてほとんど観やしないし。

私がテレビのロードショーを観ててもまーったく興味なし。

こぶた2号に至っては、外人はみな同じ顔に見えるなどと、まるでアイドルを

見た年寄りみたいなことを言い、

マトリックスのキアヌを観て

「あー、この人は知ってるよ。ブラピやろ?」

なんて言い出す始末


あんた・・・、顔の区別がつかんたら言う前に、髪の色

の区別もつかんのかね?



極めつけは、少し前にテレビでやってた「懐かしのアニメ特集」を一緒に観てた

ときのこと。

セーラームーンが出てきて

「あー、これ、小さい頃によく見たよねえ。懐かし~」

と歓声をあげるこぶたたち。

ふーん。さすがにこれは覚えていたとみえるね。よしよし


そのうちテーマソングがかかり、

ごめんね、素直じゃなくて♪

と私が一緒に歌いだしたとたん

「わははは。何を歌ってんねん。いくつやねんな~、ジブン」

なんて言って笑うので

「ええやんか別に。一緒に歌おうな」

と言ったら、

「そんなん、覚えてないわ、もう。十年以上も前やんか、これ観たのは」

などと言うではないか!!

なに~!あんなに映画に何度も行って、あまつさえ毎週アニメも観てて、なのに

忘れたって~!?

しかも、セーラームーンたちが助けに行く男の人を見て私が

「あ。これ、エンディミオさまやな」

って言っても、

「んん~?誰やそれ」

だって!

・・・うそ~。蒔いた種、まったく芽吹いてない・・・

おまけに

「よったん(私のことね)さぁ、けっこうセーラームーン、好きやってんなぁ」

だって・・・。

んなわけないやろ。疲れるわ、まったく




さて、こちらはちゃんと芽吹いてこのたび花が咲きました


画像



球根を掘り上げもせず、ほったらかしにしてたんですけど、ちゃんと

咲いてくれました(*^_^*)


子育てもこんなふうだととラクなんですけどね(~_~;)









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