「おんぶにだっこ」



さて、今回はさくらももこのエッセイです(*^_^*)

正月休みにすでに読了していたのですが、年越しの身辺雑記が先になって
しまい、そうこうしているうちにはーちゃんのことがあったりして紹介が遅くなり
ましたが(^^ゞ

さくらももこ著 「おんぶにだっこ


たしか、ナンシー関さんだったと思うのですが、さくらももこのことを、
若いのにすでにリタイアして悠々自適、あとは余生としてゆったりと
やりたいことだけやって生きている感じ

と評していたのを読んだことがありますが。

いい意味で、ほんとにそうだと思います。
なかなかそういうふうにできる人は少ないと思うのですが。
前世で何か、徳を積むとかしたのかなあ(爆)

それはともかく。

読み始めて驚いたのは、冒頭の『おっぱいをやめた日』で、断乳体験を語って
いるところ。
著者がまだ2歳の頃のことなのですね。
それがまるで昨日のことのように、しっかりとした記憶で書かれています。
普通なら、母親から聞いた話として書かれるところだと思うのですが。

母親を見かけるたびに、
「おい、おっぱい」
と呼びとめていたという(爆)
「あんた、いつまで飲む気だね」
と言われると、
「大きくなってからも、ずっと飲む」
と答えていたそうな(笑)

2歳児にしてはしっかりした受け答えですよね。
なのに、おっぱいを飲んでいたんだなあ(笑)

その後、父ヒロシが交通事故で大けがをしたため、母親はその付添いで家を
留守にすることになります。
そのときの寂しさと空虚な感じも克明に表現されていて、その記憶の確かなこと
と2歳児の感受性の豊かなことに驚きましたが。

三日たって母親が帰ってきたときの嬉しさもさりながら、
それじゃさっそくおっぱいでも飲むかと思い、ってところで爆笑。

結局、三日飲まなかったせいで母乳の味が変わってしまっていて、おいしく感じ
られなくなってしまい、自然に断乳できたとのこと。

後日談として、おっぱいをやめてからしばらくの間、牛乳に砂糖を混ぜたものを
哺乳瓶に入れて飲むようになったのですが、そのときに感じたこととして、
これは全く別モノだと思っていたが、別モノだと割り切って飲めば、これは
これで面白いモノだと感じた。


うーん。
すごい2歳児(笑)
やっぱり才能のある人は幼少時から違うんだなあ。
栴檀は双葉より芳し、ってやつでしょうか(笑)

あと、最後に面白いところをひとつ紹介します。
心の声』というところで、心で考えることや頭に浮かぶ映像が、ひょっとして
誰かに見られたら大恥だと悩み、さらに「神様はお見通しだよ」と言われてから
は、神様は自分のくだらない欲望や悩みを映像つきで把握されているのだと
思い、悩んでいたとのこと(笑)

少し違うかもしれませんが、私は小さい頃、心を持っていろいろ考えたり悩んだ
りしているのは自分だけで、他の人は、母親も含めてすべてロボットなのでは
ないかという疑いを長く持っていたことがありましたね(笑)

ある日、意を決して母親に、
「おかあさん、あたしは人間やけど、他の人はどうなん?ちゃんとロボットじゃ
なくて人間なん?おかあさんも人間?心があるん?」
と聞いたことがありましたっけ

母は縫物をしていましたが、顔を上げてしばらく私をじっと見てから、
「・・・そう。みんな人間や」
と言葉少なに答えてましたが。

よく考えてみると、そのとき私はたしか小学校に上がっていたと思うん
ですよね。
たぶん一年生かなあ。

じっと私を見詰めた母の胸中を思うと、気の毒な事をしたなあと、今更ながら
思いました(自爆)

栴檀は双葉より芳し、の逆バージョンですね(~_~;)


皆さんは幼いころ、どんなことを考えて暮らしていたのでしょうか?(*^_^*)




おんぶにだっこ
小学館
さくら ももこ

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