「ひと口ちょうだい」の是非について
昨日はよく降りましたが、今日はその湿気の上にきつい日差しがときどき
射して、いっそうムシムシと不快感が増しております(~_~;)
ここしばらく長引いている咳も、今朝あたりは少しマシになっていたのですが、
仕事がお休みだったこぶた1号と買いものに行って帰ってきてから、また
コンコンとはじまりましたね(>_<)
やっぱ、今日明日くらいはおとなしくしとくべきだったかなあ

それはそうと、今日はお昼ごはんをこぶた1号と一緒に食べに行ってて、思い
出したことがありました。
人が注文したものって、どんな味なのかちょっとだけ食べてみたいな、って
思いますよね。
こぶた2号と私は、暗黙の了解でお互いのたのんだものをひと口ずつ譲り
あったりするのですが。
でも、こぶた1号だけはそれをすごく嫌がるんですよね

ひと口だけだし、こっちのもあげるから、となおも押したらしぶしぶくれるけど、
ほんとに嫌そうなんですよね(笑)
外食のときだけでなく、お休みの日に家でみんなでお昼にカップラーメンを
食べたりしているときも同じで、私がこぶた2号のとんこつラーメンをひと口
もらって、私の塩焼きそばをこぶた2号がひと口食べて、
「ふんふん。そっちもおいしいね~

などとやっていても、こぶた1号はぜったいにこの輪に加わろうとはしないん
ですよね(^^ゞ
今日も今日とて、こぶた1号がたのんでいた『焼きカレードリア』をひと口だけ
味わってみたかったので、
「それ、おいしそうやな。ナスがたくさん入ってるやん」
と言ってみたのだけど、知らん顔で黙々と食べているこぶた1号。
ああ、いつもどおりのリアクションやわ、これはひと口くれって言いにくいなあ、
と思いつつなおも押してみました(^^ゞ
「ナス、ちょっと多くない?ひとつ食べてあげようか?」
顔を上げたこぶた1号は、こちらをキッとにらみつつ、
「いや。いらん」
と答えたのでした。
まあ、これはムリもないか(自爆)
でも、いつもこんな調子なので、まーったくなあ、1号はヘンクツだよなあ、
なんてこぶた2号と陰で言っていたのですが(笑)
こないだ、テレビで明石家さんまが話しているのを聞いて、こぶた1号もこう
いう気持ちやったんやな、って腑に落ちたんですよね。
「よく女の人が『それひと口ちょうだい』って言いよるやろ。オレ、あれ大嫌い
やねん。
断ったらケチ、言いよるし。ケチと違うっちゅうねん。
いるんならもうひとつたのんだらええやんか。オレのに手を出すな、オレは
これが好きやからこれだけ全部食べたいねんから。」
女性ゲストが、
「ひと口だけでしょ。んで、こっちのもひと口あげるって言ってるんだし。
もうひとつたのむほどはこっちもいらないんだから」
と言ったら、廻りの女性陣もうんうん、とうなずいていたのですが。
「だから、オレはそれはいらんねんて。これが欲しいからたのんで、楽しみに
食べとるねん。そっちのなんかいらんねんて」
などと言っていて、話がずっと平行線なのがおもしろかったですね(笑)
でも、その会話を聞いていて、目からウロコの思いでした。
お互いに譲り合っていろんな種類を口にした方が楽しいと、私は頭から
思い込んでいたのですが、どうやら意見の違う人もけっこう多くいるような
感じですね。
さんまの話を聞いていたこぶた2号は、
「別にちょっとくらいいいやんなあ。ゴチャゴチャとうるさいやっちゃ」
などと身もフタもない言い方をしていましたが(^^ゞ
世の中には気軽にひと口ずつ分け合って楽しむ人と、自分の好きなものを
死守する人とふたとおりいるということですね。
みなさんはどっちですか?(笑)
さて、こないだ蕾が4つ付いたので記事にアップしたスパティフィラムがきれい
に咲いてくれました(*^_^*)
この花はけっこう長く咲いて、しばらくすると花の部分がすべて緑色になるので
すが、その変化もきれいで、私は好きですね(*^_^*)
来年はまた株分けができそうでたのしみです

"「ひと口ちょうだい」の是非について" へのコメントを書く