「北の動物園」




図書館でまたまたおもしろそうな本を見つけました

倉本聰 著  「北の動物園」


倉本聰といえば有名な脚本家で、「北の国から」「前略おふくろ様」などの作者
としてよく知られていますよね。

その人の書いたエッセイということで、興味をひかれたので、読んでみました。



内容としては、身の回りの俳優さんたちのことや自身の結婚にまつわる話など、
いろいろとおもしろい話がたくさんありましたが。

なかには驚くような話もありました。

そのひとつが「ルーツ」と題した、自身のご先祖の話。


母方の実家は昔から京都にあって医者を開業していたのだそうですが、母方
の両親を含む先祖の墓と言うのがどこにも存在していなくて、母親の生前に
訊いてみたのだけれどはっきりした返事がなくて、どうもそのあたりにルーツに
関する秘事があるのではないかという漠とした疑念を持っていたのだそう
ですが。

ある日、急に従兄から電話がかかってきて、長年の疑問がとけたのだそうな。


それによると、先祖は佐渡の御典医で、明治の初めに病院を建てたときに、
その祝いに盛大な花火を上げたところ、その花火の火が村の神社のわらぶき
屋根の上に落ち、そこから出火して村を丸々焼いてしまったのだとか

神社を焼くと7代祟るといわれているそうで、いたたまれなくなった先祖は佐渡
を逐電し、京都に逃げてしまったのだそう

佐渡には先祖代々の墓が残されたまま百年のあいだ誰も面倒を見る者も
おらず、寺ではそろそろ壊して無縁仏にしようかと思っていた矢先だった
のだとか。


やっと事情を突きとめて寺に電話した従兄に、住職はカンカンに怒って、
「すぐ来い!なんとかしろ!焼かれた神社の檀家たちは今でも怒っているぞ!」
と怒鳴ったとか(~_~;)

とるものもとりあえず、倉本氏は佐渡へ飛んだのだそうですが。

そこで遠縁に当たるという有名な郷土史家を紹介され、彼の出してきた古文書
を見せてもらったところ、ちゃんと先祖の不祥事が載っていたのだとか(笑)


読んでて、びっくりしました。

因縁話というか、ホント、小説のようなことが実際にあるもんなんですね(~_~;)



あと、実話の会談もふたつ、「怪談その壱」「怪談その弐」として紹介されて
いました

「怪談その壱」は、自身の伯母にまつわる話で、これはもう、ほんとうにゾッと
しました


夜中に真っ暗な寝室で、枕元のスタンドの灯りだけつけて読んでいたのですが、
ゾクゾクしながら読み終わって、次のタイトルがさらに「怪談その弐」であるのを
見たとたん、急に怖さが増して、その夜はもう読むのをやめたくらい(^^ゞ

内容をここに書きたいのですが、これから読む方の楽しみが減ってしまうので
やめておきます(^^ゞ


ヒットドラマを次々と手掛けた人らしく、とてもおもしろくて読む人を惹きつける
エッセイでした♪





さて。

最後にひとつだけ。


うちのサルビアは、私に茎を折られたり、酷暑に炙られていちどは枯れて
しまったり、今年は散々な目に遭ったのですが

あきらめずに水をやっていて、秋口に恢復して新芽がでてきたところを以前に
紹介しましたが。

その受難のサルビアが、ついにきれいに開花しました!


画像



いやあ、わが家にくる草花はホント、鍛えられるなあ(爆)

これも、秋の間にポットからきちんとした鉢に植え替えをしてやろうと思っていた
のに、いまだにビニールのポットのまま


・・・来春、ちゃんと植え替えてあげるから、それまで頑張るんだよ(^^♪







"「北の動物園」" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント