大自然というのは、美しくも恐ろしいものですね。




これも、図書館で見つけてきた本です

あさのあつこ・文 浅野征大・写真 『ささやかな物語たち。』


あさのあつこさんといえば、『バッテリー』などで有名な作家ですが。

私はまだ、この人の作品は読んだことがありません^^;

なので、この本を見つけたときも借りようかどうしようか迷ったのですが。

写真が多くて、文章はその写真に添えられたものといった感じだったので、
とりあえず読んでみようと思いました(^^ゞ



内容としては。

1月から12月まで数枚ずつ、夫である征大氏が季節にちなんだ風物の
写真を撮り、妻である著者が文章を書いています。


巻末の征大氏の紹介によると、本業は歯科医師だとのこと。

そのかたわら、日本各地の風景写真を撮り続けておられるのですね。
写真学校にも通っておられるようです。


夫婦って、年を経るごとに絆も強くなっていくものだと思うけど、また反面、
その絆を長い年月保ち続けるのもたいへんなことですよね。

しかるにこのふたり。

それぞれの得意とすることで、力を合わせてひとつの作品を作り上げて
いるのですね。

よく、夫婦はお互いを見つめあうのではなく、同じ方向を見つめるのがよい、
などと言いますが。

このおふたり、ホントうらやましいなあと思いました(*^_^*)



って、結婚生活につまづいた者の繰り言はともかくとして(自爆)

写真がホント、写真学校の生徒さんが撮ったものだとは思えないほど
素晴らしかったです

とはいっても、私も門外漢で、詳しいことは分かりませんが。

それにしたって、どれもじっくりと見ていたくなるようないい写真ばかりだと
感じました


そのなかでも、特に心に残ったのは、7月。

無数に咲いているヒマワリをバックに、幼稚園児たちが横一列に並んで
満面の笑顔になっている写真。

子どもたちの弾けるパワーと夏のエネルギーが溢れているような、
いい写真ですが。

これ、兵庫県佐用町のヒマワリ畑なんですよね。


佐用町と言えば。

2009年の夏に大水害があって、たくさんの人が亡くなっているのはつとに
知られていますが。

見つからない孫の遺体を、1年以上経ってもまだ探し続けている祖父もいたり
して、ほんとうに悲惨なことでした。

この本が2009年3月に上梓されているところを見ると、この写真は水害の
前年あたりに撮られたものかもしれませんね。

それやこれやを思いながら写真を見ていると、自然というのはほんとうに美しい
けれど、残酷なものでもあるのだなあと、今さらながら思わされました。




さて。

そんな残酷な自然からは切り離され、人間の庇護のもとで命の危険も
エサの不足の心配もなく過ごしているはずのこのヒト。

画像



でもご本人は危険の潜む大自然でたったひとりで暮らしていると思っている
らしく、エサがあれば万一の事態に備えて備蓄に励み、必死で巣作りなども
しておられます。

この日は、こぶた2号に掃除のために巣を取り壊され、しばらくは作ったはずの
巣を探し求めて回し車を回しまくっておられましたが。

気を取り直して新しい巣を拵えることにした模様で、下に敷いた新聞紙を
びりびりに破って運んでおられました。

早くしないと、どんな危険な目に遭うかわかったものではないですしね(笑)

っていうか、生まれてから今日まで、危険な目に遭ったこともないやろに、
なんて思っちゃいますが(^^ゞ

まあご本人は命が掛かっているので必死であります。

余りに動きが早すぎて、体が透けてますね(爆)



ささやかな物語たち。
講談社
浅野 征大 (写真)

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ささやかな物語たち。 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル







"大自然というのは、美しくも恐ろしいものですね。" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント