フランケンシュタイン祭りだ~(^◇^)




日本列島全体が冷凍庫に入ったかのような寒さが続いていますね

私も、ひきこんだ風邪が治ったあとも、しつこい咳に悩まされております(~_~;)


今日なんぞ、電車のドアのところに立っていたときに咳が出たのですが、
ちょっと咳き込んだだけだったのに、2メートルほど離れたところに置かれて
いたベビーカーを、さりげなくお母さんらしき女性が手元に引き寄せて、さらに
私との距離を置いていました

赤ちゃんだし、そばで変な咳をされたらそりゃ気になるでしょうね。
すんません^^;



さて。

ゴンゴンとくぐもった咳をしつつも、読み終えた本はこれ(^^ゞ

「フランケンシュタイン 野望」 「フランケンシュタイン 支配」 「フランケンシュ
タイン 対決」


フランケンのシリーズ、3部作。

作者はおなじみ、ディーン・クーンツです。


そもそもこの本に興味を持ったのは、遊哉さんのブログで紹介されていたから。

最初は図書館で借りて済まそうと思ったものの、遊哉さんの紹介文を読んで
いるうち我慢できなくなって、3作とも購入しました^^;



あらすじは。

フランケンシュタイン博士に創りだされた怪物は、現代まで生きながらえ、
自らを“デュカリオン”と名乗り、チベットの僧院で静かに過ごしています。

そんな彼のもとに、フランケンシュタイン博士がまだ生きているとの一報が
入ります。

博士はヴィクター・ヘリオスと名を変え、たくさんの人造人間を創りだし、街の
有力人物や警察幹部などと入れ替えており、ゆくゆくは旧人種を掃討して
世界を征服する計画を持っているのですね。

その計画を阻止すべく、デュカリオンは男女二人組の刑事とともに立ち上がる
のですが。。。



1作目の「フランケンシュタイン 野望」を読み始めるや止められなくなり、
とうとう3部作すべてを数日で一気読みしてしまいました。

評価の高い作品であることはわかっていましたが、それにしても想像以上の
おもしろさでしたね


まず、主人公のデュカリオン。

フランケンシュタイン博士の手で生を受けてからのち雷の直撃にあい、その
エネルギーのおかげで200年余りも歳を取らずに生きながらえ、あまつさえ
量子力学の世界を瞬時に理解できたことで、時空を越えて好きなところに
現れるテレポーテーションの力まで手に入れています。

200年のあいだ、荒れ狂う心を抑えきれずに、暴力と殺りくに明け暮れたこと
もある彼ですが。

今はチベットの僧院の片隅で、僧たちと静かに暮らしているのですね。


片や、対決相手のフランケンシュタイン博士改め、ヴィクター・ヘリオス博士
ですが。

邪悪な研究に取り組む彼はセレブな暮らしをしながら、身の廻りの使用人から
妻のエリカまでも自身の手で作り出した“新人種”で固めています。

妻は“エリカ4”と呼ばれていて、1から3までのエリカは、ヴィクターの気に入ら
ないところや不具合などがあって、殺されてしまっているのですね。

このエリカ4は、本好きで詩集などを好んで読む優しい性格の新人種で、
ひたすら夫の気に入るように精進して努めているのですが。

彼女もあっさり殺され、エリカ5と入れ替えられてしまいます。


この新人種ですが。
のちに予定されている旧人種殺りくのために、足枷になるような複雑な感情を
抱くことのないよう、ヴィクターにプログラムされているのですが。

次第に彼らは自分たちの生の意味を問い始め、希望のなさを嘆くようになり、
そこからヴィクターの計画は齟齬をきたすことになります。


要するに、デュカリオンや刑事たちが動き始める前から、このマッドサイエン
ティストの計画には穴があいているのですね。

彼がプログラムしたコンピュータ、研究所のセキュリティなどの統括をしている
アナンシエータでさえ、毎日が不安であると語り、ついにはまともに喋れなく
なって不具合を起こしたあげくに、侵入してきたデュカリオンに配線を引き
ちぎられ、ホッとしたように死んでいきます。


ナルシストでカッコつけで、外面がいいヴィクターは、その反面家の中では
妻のエリカに暴力をふるうイヤなヤツなのですが。

偉業を成し遂げたつもりの彼ですが、新人種は不具合続きで、彼の思っても
いなかった変態を遂げたり、収集のつかないことになっていくのですね。

そのあたり、そら見たことかと溜飲の下がる思いでした(笑)


あと、ヴィクターの本性を見抜き、デュカリオンの力を借りて彼を倒そうとする
カースンとマイクルの刑事2人組。

美人で気の強いカースンと、ジョークを連発しておどけているマイクルのコンビ
の会話のおもしろさが、物語の凄惨さを和らげていました。


でも、このマイクル。

イケメンで刑事としても有能なのはいいのですが。

口を開けばジョークばかり言っていて、なんだか高田純次みたいで、読んでる
うちにちょっとイラッとした私(笑)

身体能力も格段に優れていてなかなか死なない新人種を相手に、勝ち目のない
闘いを余儀なくされているというこのシチュエーションでもありますしね(~_~;)

私がカースンだったら、しまいには、
「・・・んで、その話のどこが笑うとこなん?」
と真顔ですごんでいるでしょうね



まあ、それはともかく(^^ゞ

3作目では、犬のデュークも出て来て、彩りを添えています。

デュークは首席検事の飼っていた犬なのですが。

主席検事は殺されて新人種と入れ替えられてしまい、その新人種に追いかけ
られて殺されそうになっているところをカースンとマイクルに助けられるのですね。

今回は犬が出てこないなあと思いつつ読んでいたのですが。

やっぱり、出てきましたね(*^^)v



読む前は、何で今さらフランケンシュタイン?なんて思ったりしましたが。

そんな考えは吹っ飛んでしまうくらいのおもしろさでした。


この3部作、お勧めです(*^_^*)




フランケンシュタイン野望 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-12)
早川書房
ディーン・クーンツ

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フランケンシュタイン支配 (ハヤカワ文庫 NV ク 6-13)
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フランケンシュタイン 対決 (ハヤカワ文庫NV)
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