犬川柳
近頃は、犬や猫を飼っている人のエッセイを立て続けに読んでいる私

読めば読むほど、犬を飼いたい気持ちが湧きあがってきます

が、しかし。
このマンションは犬猫鳥獣禁止(笑)というお達しが出ているので、
それも叶わぬ夢でありますね

なので仕方なく、本で読んでまぎらわせているのですが。
そうするとまたさらに犬を飼いたくなるという(笑)
どこまで続くぬかるみぞ、であります^^;
さて。
グチはこのくらいにして(^^ゞ
数冊読んだなかでも、とても面白くて笑わせていただいたのがこの本。
シーバ編集部 編 『犬川柳』
“5・7・5で詠むイヌゴコロ。”というキャプションが付いております。
柴犬の写真と、犬にまつわる川柳で構成されているのですが。
柴犬は昔、実家で飼っていたことがあるので、写真を見ていて とても懐かし
かったです(*^_^*)
柴犬というのはコロコロしたかわいらしい見かけとはうらはらに、しっかりと
した自我を持っている犬で、飼い主が弱気だとなかなか扱いが難しいかも
しれません(^^ゞ
うちで飼っていた柴犬も、家族以外にはまったく懐かず、毎日のようにおやつ
をくれる隣の人にさえも体を触らせはしませんでした。
子犬を生んだときも、私が抱く分には黙ってみていますが、子犬を見に来た
友だちに渡そうものなら、すごい勢いで吠えて、今にも飛びつきそうだったし。
それでも私が
「コラッ!」
と叱ると吠えるのをやめ、でも子犬は取り戻したいしで、その場でオロオロ
ウロウロしたあげく、犬小屋にこもって、じっとうらめしそうにこちらを見て
いました(^^ゞ
かわいそうなので、子犬を
「ほら、返すよ」
と差し出すと、慌てて咥えて小屋の奥へ連れ帰ってたっけ(笑)
主人に忠実で、実に賢い犬種でありますね(*^_^*)
柴犬の思い出はこれくらいにして

本に載っていた川柳のなかで、特に面白かったものを2首、紹介したいと
思います

オシッコで 終えたと思うな 犬散歩
寒い日や暑い日など、大小の用足しが終わったらさっさと帰りたくなりますが。
犬は散歩をとても楽しみにしてますもんね。
できれば じゅうぶん、駆け回らせてやりたいもんです

帰ろうと 言えない代わりに おおあくび
この川柳についていた写真は、散歩の途中でおじいさんが仲間のたまり場に
寄り道したらしく、道端で将棋などをはじめてしまって、連れている犬が
退屈そうに傍で寝そべっていました。
いったいどれだけ長い時間こうしているものやら(笑)
いいかげんもう帰りたいんでしょうね(^O^)
写真のどの犬も表情豊かで、物言いたげな感じが面白かったです。
犬と暮らすって、いいもんですね(^◇^)
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