『自由さは人を自由にする』




夏の終わりごろから、本屋へ行くたびに気になっていたこの本。

銀色夏生著 『自由さは人を自由にする』

詩人の銀色さんのエッセイ、つれづれノートのシリーズの22冊目です。


少し前までは、新刊が出るのを待ちわびて、本屋で見かけるとワクワクして
すぐに買って帰ってたんですよね。

うちの本棚には、既刊のつれづれノートが全冊揃っています。


でも。

ここ最近のつれづれノートでは、彼女の子育てについての考え方や生活
ぶりに驚かされることが多くて。

以前、「子育てにも、いろんな考え方はあると思いますが。。。」という記事にも
ちょっと書きましたが。
やはり今回は買わずに、図書館で予約して読むことにしました(~_~;)


それでもやはり、本屋で見かけるとつい手に取ってパラパラと読んだりして
おりましたが。

どうも、ここ最近の内容と変わりない様子

本棚のスペースは限られているので、好きで何度も読む本しか入れられ
ないし。

読んでみて面白かったら、また買い直せばいいことだし。

そう思っていたところ、数日前に本が届いたとの連絡が図書館から入った
ので、さっそく読み始めました。



3分の1ほど読み進んだところで、銀色さんの長女かーかの話題が。

以前のつれづれでも、かーかがAKBの握手券欲しさに同じCDを大金を
出してまとめ買いしていたのが発覚して、もうしないと約束させられて
いましたが。

今回もまた同じことをしていて、そのCDの入った段ボールを、弟のさくくん
の部屋に置きっ放しにしていたのだそう。

それを見つけた銀色さんは、すぐにかーかにメールするのですが。

「これから規則正しい生活をします。今、大掃除してます。
かーかの荷物を家に置かないでね。
今後、衣類の着替えなどは段ボール1箱以内に収めて下さい。
さくの部屋にあったCD、捨てるけどいい?」


かーかは短大の近くに部屋を借りてひとり暮らしをしているのですが。

どうやらその部屋は足の踏み場もない汚部屋と化しているようで、そこへ
置ききれない荷物を実家に持ち込んで、弟の部屋に置きっ放しにしている
ようなのですね。

かーかの服や小物がいつのまにかまたどんどん増えている。このままだと
また侵略される。


銀色さんは戦々恐々となるのですが。


それもひどいけど、それより何より、そこでなぜCDを捨てていい?なんぞと
訊くのか

親がかりで短大にやってもらってる身で、そんなお金の使い方はあり得ない
し、以前にも、もうやらないと約束していることをまたやったわけだし。

さっさと処分するなりかーかの部屋に送り返すなりすればすむことだと思う
んですけどね。

あまつさえ、おとなしい弟の性格につけこむようにして、ひとの部屋に勝手に
段ボールなんぞを持ち込んで。

弟のさくくんも、いくらおとなしいからといって、もう中学生なのに姉の
そういう横暴を黙っているのがすごく不思議だし。


ああ。。。

こりゃまた、すっきりした読後感とは程遠いことになりそうだなあ、と暗澹と
した私(~_~;)



片や、さくくんのほうは、学校でもなんとか友人もできて心配ない様子
でしたが。

それでも、読み進むうちに部活も休みがちで、これ以上休むとヤバイよ、と
いうメールをクラスメートからもらっている様子などが書かれていました。

外出するのを嫌がり家では何時間でもゲームばかりやっているのだそう。

学校の成績もどんどん下がってきているというし。

欲しがるゲームソフトを欲しがるだけ与えていたら、そりゃそうなるよな、と
思った私。


そして、さくくんには高校から宮崎に戻るか?なんて訊いてみたりもしていて、
えっ、また引っ越しかいな、とも思ったし。

なんだかなあ。。。



そしてさらに驚いたのが、銀色さんの兄せっせと、母しげちゃんの旅行。

一度脳梗塞を起こして、今はリハビリをしているしげちゃんですが、せっせは
急に思い立って、そんな高齢の母親と一緒にインド旅行に行っていたの
ですね(~_~;)

そういえば、そんな旅行記も出ていたような。


インドといえば、健康な人でも大変なところというイメージがありますが。

案の定、しげちゃんは具合を悪くし、医療センターにかつぎこまれていた
のだそう


旅行のことなど何も知らない銀色さんのもとに、ある日突然せっせから
メールが届きます。

「今、インドのワーラーナシという町にいます。しげちゃんが具合悪くなり、
点滴を受けています。
こんな大変な事態に、私ときたら医療費の心配ばかりです。無事に帰れると
いいのですが」


何とそのメールには、しげちゃんがベッドに横になって点滴を受けている
画像が添付されていたとのこと

さすがの銀色さんも今回は強い憤りを覚え、返信しなかったそうですが。

そうしたら、またせっせからメールがきて、
「とうとう私も下痢してしまいました。病人が二人で帰国しようとしています。
もう最低です。生きて日本に帰ることだけが目的となってます。
もし、幸運にも生きて帰れたら、二度と海外旅行はしないつもりです」



結局は無事に帰国できたようですが。

なんだかすべてが規格外といった感じ


かーかは就活もうまくいかなかったしで、卒業後は別の専門学校へ通う
ことになったのだとか。


もうここまできたら、この一家が今後どういう軌跡をたどるのか、しっかり
見届けたいという思いすら湧いてきました^^;


そうは言っても、つれづれノートはもう購入はせず、図書館で読むことに
決定ですけどね(笑)


今回の読後感は・・・なんだかとても疲れました(笑)



自由さは人を自由にする つれづれノート22 (角川文庫)
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-09-25
銀色 夏生

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