怪談は楽し(^O^)
夏というと怪談でありますね

私は昔から怖がりのクセに怪談好きで、この時期はその手のテレビ番組は
逃さず楽しみに観ているのですが

ここ数年は、いつ見ても似たような話で、つまらなくなってきたなあと思って
いたところ。
去年あたりから、なんだか妙に過激な映像が紹介されるようになって
きましたよね。
ホームビデオを回していたら偶然に撮れてしまった、というコンセプトのもの
で、幽霊の姿がはっきり映っているのですが。
これもまあ何というか・・・マユツバでありますね

だいたいが、何でこのシチュエーションでホームビデオなんか回してるんだ、
っていうような、胡散臭いものが多いし。
どう見たって、作った感満載で、興ざめなんですよね(~_~;)
でも。
こないだ観た怪奇特集の番組は、わりと面白かったです。
ホームビデオの映像じゃなくて、怪奇体験を再現ドラマにしたものだったの
ですが。
アメリカの話で、バツイチになったばかりの中年女性が、心機一転、古い家を
買って、娘と新生活を始めようとするのですが。
その家がいわくつきの家で、いろいろと怪奇現象に悩まされるという、まあ
ありきたりな話ではあったのですが。
私の琴線に触れたのは、主人公の女性がバツイチで頑張っているという
ところと、ノースリーブになったときの、驚くほどの二の腕の太さ(笑)
二の腕って、ホント知らないうちに肥大してて、自分でもこの夏にびっくりした
ばかり(笑)
共通点の多い主人公のエイミーに、ひとかたならぬシンパシーを感じて
しまったんですよね(^O^)
・・・って。
バツイチで腕が太いというのは、もちろんこのお話ではどーでもいい些末事
でありまして^^;
本題に入りますと。
エイミーは、なけなしのお金をはたいて築96年だかの古い家を買うのですが。
リフォームは、節約のためか自分でやっておられました(笑)
力のありそうな太い腕をフルに使って、ガシガシと壁紙剥がしをやっていた
ところ。
無人であるはずの家の中からドンドンと壁を叩く音がしはじめ、その音は
もうあちこちで鳴りだして、しかもよく聴いてみると、どうやら壁の中から鳴って
いるのですね。
彼女は、恐怖のあまり思わず家から飛び出してしまったのですが。
それを皮切りに、次々と打ち続く怪奇現象。
耐え切れなくなったエイミーは、友人のデイブに頼んで、一緒に暮らし始める
のですが。
友人、ねえ。。。

一緒に暮らすというのだから、ただの友人ではないんでしょうけど。
このデイブ、縦・横ともに大きくてスキンヘッド。
なんだか いかついし、大丈夫?と一瞬心配になった私ですが

彼は元刑事であるというナレーションが入り、だったら大丈夫どころか、
頼りになるなと安心していたところ。
なんとこのデイブ、一緒に暮らし始めてすぐに、打ち続く怪奇現象に恐れを
なして出て行ってしまったのだそう

まーったく

ガタイのわりに、頼りにならんヤツでありますね(-"-)
オトコなんて、結局のところこんなもんさ。。。などと思いつつ観ていたら、
こぶた2号が、
「ってかさあ。この人の娘っていうのが全然出てこんよなあ。こんだけ変な
ことばっかり起こってたら怖かったやろうに」
と言ったんですよね。
そういや、娘のことがまったく出てきておりませんね。
いったいどうやってこんなホラーな家で暮らしていたんだろうと話していたら。
エイミーの家には、怪奇現象の調査団なるものが入っておりました。
いろんなハイテク機械を持って入り、電磁波なんぞを計測しておりましたが。
異常な数値が示された、などと、ありがちな説明がなされておりました。
そして、最後に、エイミーの決意が語られていたのですが。
「ここは私の家です。なので、最後まで諦めずに闘うつもりです。そして、娘と
一緒に暮らしたいです。このままでは危険すぎて、とても子どもを連れては
こられませんから」
なんだ、娘は、よそに預けっぱなしやったんかいな

それやのに、デイブなんぞと暮らしていたのだねと、ちょっと呆れてしまった私。
今、あーたにとって一番大事なのは、娘をちゃんと手元に引き取って一緒に
暮らすことじゃないのかね。
幽霊退治なんぞは、二の次、三の次でしょうに。
そう思ったものの。
それでも、エイミーのガッツには、感心しました。
恐怖体験というのも生半可なものではなく、幽霊のあからさまな悪意が
感じられる凶暴なものだったのに。
それとがっぷりヨツに組んで、闘おうとは

いやはや。
強い女性もいるものですね^^;
ということで。
昨日と今日も、面白そうな怪奇特集があったので、録画しておきました。
近いうちに、家族で楽しく観ようと思っております。
楽しみだなあ(*^_^*)
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