映画『インフェルノ』 と、世界の終わり?!
一昨日の月曜日、久しぶりに映画を観に行ってきました

ロン・ハワード監督 『インフェルノ』
あれ、月曜日? 水曜レディースデーじゃないの?と思った そこのあなた。
はい。
ケチな私が 映画を高い料金で観るわけはなく、『auマンデイ』 という割引
制度を使ったために、月曜日でも水曜日と同じく1100円で観られたので
ありますね。
これを使うに当たっては、先月購入したばかりのスマホが 役に立ちました

スマホ、やっぱり買ってよかったです(^O^)
この作品は、『ダ・ヴィンチ・コード』 『天使と悪魔』 に続き、トム・ハンクスが
大学教授の ロバート・ラングドンに扮したシリーズの第3弾。
前作品2つも観ておりますが、これらが とても面白かったんですよね。
なので、続編である今回も 必ず映画館で観ようと思って、体調をととのえて
おりました

無事、ラングドン教授にお逢いできて、とても嬉しかったです(^O^)
さて、冒頭、いきなり病室で目覚める教授ですが。
満身創痍といったありさまで医療機器に繋がれ、頭も混乱して幻覚を
見ながら もがいている教授

何が何だかわからない状態で、混乱しておられましたが。
いきなり この状況を見せられた 私たち観客も、教授とおなじく混乱する
ばかり(笑)
そうこうするうち、やっと意識を取り戻して 担当の女医からの説明を聞いて
いるところに、いきなりまた銃撃が

そばにいた女医とともに からくも逃げる教授ですが。
そこから、逃亡しながら謎を解き明かしていきます。
今回は、観客も教授とともに、手探りで推理していく展開となっておりました。
物語の核としては、生物学者のゾブリストという男が 人類の人口爆発問題
を解決するため、病原菌をばらまいて一気に人口を半分にしようという
とんでもない計画を立て、それを教授が阻止しようと奮闘する、というところ
ですが。
その計画というのが、詩人ダンテの叙事詩 「神曲」 の 「地獄篇」 に
なぞらえて 立てられているのですね。
なんというか、ひとりよがりの ただのテロリストのくせに、そういうとこ妙に
教養を ひけらかしている感じで、徹頭徹尾好かないヤツだなと思った私

こういう人って、いったい誰の目線で生きてるんでしょうね。神目線?

そんで、ありがちなことに、人口を半分にすべき、という その淘汰される半分に
自分は入ってない、と(~_~;)
そこまで信念があるのなら、『先ず隗より始めよ』 で、自分が真っ先に命を
差し出せばよいのに。
優秀な自分が死ぬのは人類にとって損失だ、なんて思っちゃってるんで
しょうね、この手のヒトって(~_~;)
ま、それはさておき。
助けてくれた女医とともに逃亡するラングドン教授を追うのは、地元警察は
もちろんのこと、かのWHO、民間の何やら怪しげな組織などと大人数で、
なんだか大モテの感のある教授ですが(笑)
いったい誰が味方で 誰が敵なのか

そのへんも、おおいに見どころでありました。
あと、枝葉になりますが。
私の印象に残ったのは、冒頭の病室のシーンで、意識を取り戻した教授に、
「誰か連絡する人は?」
と担当医が訊くのですが、
「誰もいない」
と、きっぱりした口調で答えていたところ。
なおも、家族とか知人とかは? と尋ねる医師に、
「私は独身だ。連絡すべき人はいない」
と答えていたラングドン教授。
でも、ラストでは、大切な人と 確かな信頼で結ばれていたことが わかるん
ですよね。
長いこと会っていない人でも、心がちゃんと繋がっていたのですね(*^_^*)
これを見たとき、人生において、心から信頼できる人がいるということは
なんて素晴らしいことだろうと思ったんですよね。
これって、実は とても稀有なことではないのかなあ。
いくら家族や友人に取り囲まれていたところで、本当のところで信頼できな
ければ、独りでいるよりむしろ孤独でしょうしね。
それもこれも、ラングドン教授の人柄と、これまでの生き方の たまもの
なんでしょうね。
好きだなあ、ラングドン教授(*^_^*)
と、ここまで書いたところで、なんとトランプ大統領誕生の一報が



ま、まじですか(@_@)
ホワイ、アメリカンピーポー!!

・・・って思ったら、テレビで すでに同じことを言ってた人が いました(笑)
え・・・私、まさか幻覚を見てる??

いやはや、いやはや。
ちょっともう、ラングドン教授についての考えが まとまらなくなりましたよ(爆)
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