「生命は」




こないだ読んでいた本のなかで取り上げられていた 『生命は』 という詩が
とても印象的だったので、紹介したいと思います




『生命は』


生命は

自分自身だけでは完結できないように

つくられているらしい

花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で

虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする

生命は

その中に欠如を抱き

それを他者から満たしてもらうのだ


世界は多分

他者の総和

しかし

互いに

欠如を満たすなどとは

知りもせず

知らされもせず

ばらまかれている者同士

無関心でいられる間柄

ときに

うとましく思うことさえも許されている間柄

そのように

世界がゆるやかに構成されているのは

なぜ?


花が咲いている

すぐ近くまで

虻(あぶ)の姿をした他者が

光をまとって飛んできている


私も  あるとき

誰かのための虻だったろう


あなたも  あるとき

私のための風だったかもしれない




これが載っていた本というのは、腸の はたらきについて研究されている方が
書かれたエッセイなのですが。

なんだか とても やさしい詩だなあと思い、心に しみたんですよね(*^_^*)


腸は食物の消化を助け、ビタミンの産生や、幸せを感じる神経伝達物質の
合成をし、免疫の70%を担っている、生きるために欠かすことのできない
もっとも大切な臓器である、とのこと。

しかし、『生命は』 で謳われているように、臓器の腸管単独ではそのはたらき
が できない。

腸内細菌の存在があってこそ、腸は偉大な すべての機能を発揮できるのだ、
と書かれておりました。


なるほど、でありますね。



ちなみに。

脳科学を専門にされている方の本も、以前 読んだことがあるのですが。


鬱病は、脳の神経伝達物質セロトニンが不足して起こるのというのは
よく知られてますよね。

このセロトニン、かなりの量をじつは腸が生成しているのだそう。

なので、心に不調を持つ人は かなりの割合で、腸の具合も よくないのだ
そうです。


このように、人間のからだというものは、いろんな臓器が助け合ってというか、
その動きは連動し合っているというか、支え合っているのですね。


そしてこれは、なにも からだのことだけではなく、人間関係、はては世界の
国々の関係についても 言えることなのではないかと思ったんですよね。


自分だけが富を握って 裕福になっても仕方ないのであって。

そんなことをして一時は有頂天になっても、結局のところは幸せには なれない
んだろうなあ。

それは たとえば、肝臓だけが突っ走って しこたま脂肪をためこんでもダメ
なのと同じことで・・・それで脂肪肝になったら、そこからまたいろんな病気が
派生して ほかの臓器にも影響がおよび、ついには健康を害することに
なるように。


いやあ、ホント。

この世界というのは、よくできておりますね。

今さらながら、感嘆の思いでありますが(笑)


そんな調和に満ちた世界をかき乱す、かのお方。

ツイッターで いろいろつぶやいて、混乱を巻き起こしてますよね(~_~;)


なんだか自分の影響力に酔って、有頂天になっているかのよう。

たしかに、いま世界で いちばんといっていいくらいの影響力をお持ちなので
しょうけど。

だからこそ、言動は 慎重な上にも慎重であるべきなのに。


ハリウッド女優のメリル・ストりープのスピーチとともに公開された あの映像
には本当に驚きました。

障がい者の ものまねなんて・・・まともな人のやることとは思えないし。


しかも、彼女の面と向かった まっすぐな批判に対しても、かの人はツイッター
で 「過大評価された女優が云々」 と感情的な言葉で言い返してましたよね。


・・・あれはないよなあ(~_~;)


そもそも、ツイッターなんて・・・セキュリティは大丈夫なんだろうか。

なりすまし、乗っ取りなどに遭って、とんでもない内容の文章が投稿されたら
どうするつもりなのか。

・・って、そこから心配しなけりゃならないとは。

いやはや、いやはや(~_~;)


かの人にもぜひ、この詩を読んでいただきたいもんです。。。





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