高低差ありすぎて耳キーンなりました。
同時進行で読んでいた この2冊、読了いたしました

週刊文春編集部著 『文春砲 スクープはいかにして生まれるのか?』
阿満利麿著 『親鸞』
私は だいたいいつも、数冊を並行して読んでいるのですが。
この2冊はホント、ギャップがありすぎて、タイトルどおり “高低差ありすぎて
耳キーン” 状態でありました(笑)
んで、この2冊の他に 『耳袋』 のシリーズも、以前 読んだことのあるものを
また読み直ししていたし(笑)
ただ、怪奇ものは 寝しなに読むと変な夢を見そうなので、日中だけに読む
ようにしてました^^;
ということで。
まずは、文春砲からいきますと

あのショーンKやベッキーのスクープで 世間の注目を集めた当時の編集部
の内幕などが、けっこう赤裸々に書かれておりました。
ショーンKのときは、裏を取るのに高校の卒業アルバムの写真を手に入れよう
とするのだけど。
出身校が わからず、わかっていたのは出身県・市のみ。
なので、その市の高校すべての卒アルを片っ端から見ていき、彼を見つけ
出したのだそうで。
いやはや、お仕事とはいえ大変でありますね^^;
あと、スマップ解散の記事のときは、なんとあのメリー女史にインタビューを
したのだそうですが。
インタビューのあいだずっと、何か質問するごとに、
「あなた失礼よ!」
と大声で叱られどおしだったんだとか^^;
そのほかにも、世間の誰もが 「ああ、あの事件!」 と すぐわかるくらい有名な
殺人事件の犯人に会いに行って、インタビューを取ろうとしたことがあったの
ですが。
最初は ふつうに応対していた彼が、途中で急にスイッチが入ったかのように
激昂して、身の危険を感じた記者が走って逃げたところ、すごい勢いで
追いかけられたこともあったのだそう

編集部に帰ってきた記者は ショックのあまり震えがとまらず、その晩は
編集長の指示で 用心のためにホテルに部屋をとって、自宅には
帰らなかったとか。
怖いですねえ(~_~;)
週刊文春は、かの有名な (株)文藝春秋 が発刊しているのだけど。
入社したての新人のときは、まずここへ配属されるのだそう。
そんで、その人事は “懲役” と呼ばれているんだとか(笑)
じっさい、女性記者のひとりは 入社してから3ヵ月ほどは、毎朝泣いていた
らしいです(笑)
いやはや。
きっと、ここにも書けないくらいヤバイこともあるんでしょうね^^;
しかも天下の文藝春秋社に入社したというのに、いきなりここに配属になって、
まるで探偵のように張り込みなんぞやらされたらそりゃ驚きますよね(笑)
でも読んでいくうち、編集部の矜持も伝わってきたんですよね。
仕事柄、人脈は広く浅くを心がけているそうですが、つかんだネタが たとえ
旧知の間柄の人物に関するものだったとしても、躊躇なく記事にする、と
きっぱり言い切ってたし。
相手が権力者であろうが何であろうが、基本的にタブーはないのだそう。
そういえば、有力な政治家などのネタも掲載されてましたもんね。
最初は野次馬根性で読み始めたのですが、思いのほか興味深く、面白い
1冊でありましたよ

で、これと並行して読んでいた『親鸞』ですが。
人間・親鸞の、一個人としての苦悩が伝わってきて、こちらも読み応えが
ありました。
こんなすごい人でも、人生というのは思い通りにならないものなのですね。
それについては、昨今話題になっている年金問題などともからんで、いろいろ
と考えたこともあるのですが。
長くなるので、続きは次回へ

最後に。
今日はこぶた1号とお出かけしていたのですが。
あまりの暑さというか・・湿度の高さのせいで なんだか とても体がだるくて、
ちょっと歩いただけで疲れてしまいました

お昼ごはんも、もう ざる蕎麦だけでいいくらいだったのだけど。
それだと栄養不足だし。
スタミナをつけようと、とろろ蕎麦にしてみました

トッピングに、エビ天もひとつ(^O^)
小さな器に入っている蕎麦団子、かわいいでしょう?(笑)
甘辛いみたらしのタレが掛かっていて、あっさり味でとてもおいしかったです。
疲れて食欲もなかったので、全部食べられるかなあ、食べられなかったら
アンタにあげるね、なんてこぶた1号に言ってたのだけど。
はい。
すっかり完食いたしましたよ(^O^)
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