げに深きは「食」の世界~。

今日は朝から大雨

小やみになった合間をみてダッシュで食料品の買い出しをすませたら・・・

さっそく読書ー!


大好きな大田垣晴子の「ぐぅ~の音」です。



画像




彼女の絵はかわいいタッチで、線も単純でゴテゴテしてないところが

とても好き


他にもたくさんの著書がありますが、その中でも「男と女の深い穴」という

のもとても面白かったです。

怪しげな店とかに潜入取材をしてリポートしたりしてるんだけど、そこで

あったことをあのかわいい絵で描いてて、そのギャップがすごくて(笑)


それはともかく(笑)、今回は食について描かれたもの。

全編が白黒で、最初はなんでカラーにしなかったのかと思ったけど、

読み進むうちにかえって雰囲気があっていいと思いました。


時流にいたずらに乗ることなく、あくまで自分の好みで書かれているところ

もよかったです。

たとえばマクロビオティック。

体にいいのはよく知られているけど、コーヒーやらの代用品などがなんとなく

好きになれないし、というふうな感じで正直に書かれていて、芯が一本通った

感じで好感が持てました。


基本的に食べ物の好き嫌いがない上に、スッポンや馬や熊まで抵抗なく食べて

いて、馬の「たてがみ」と呼ばれる部分、文字通りたてがみの下にある肉らしい

けど、おいしかったそうな

白くてコラーゲンの塊で、ムチッという歯ごたえの後、とろーっと溶けていく

のだそうです


馬刺しは私も食べたことがあっておいしいと思ったけど、「たてがみ」は

聞いたことなかったですね。


「ジビエ」と称する野禽獣まで食べてるんだけど、野兎を血とワインで煮込んだ

ものもおいしかったとか。見かけは真っ黒だそうです


最後は、内臓肉のおいしさについても書かれていて、自分で「ブタマメ」と

呼ばれる豚の腎臓を料理して食べた経緯について書かれているところで爆笑

下ゆでを数回繰り返して、下ごしらえも万端にしたにもかかわらず、一口食べて

「ごぶえっ」と吐き出したとか

すごいアンモニア臭だったようです


私も普通に鶏の砂肝とか、牛のセンマイとかミノとか食べるし好きだけど、豚の

腎臓まで食べようとは思わないなあ


それはともかく、著者はお酒もかなり嗜むほうだし、蕎麦屋での昼下がりの

隠居酒の風流にも触れていて、なかなかの通だし、食を愉しんでる感じがとても

よく出ている一冊でした。


ただ、野禽獣とか、メジャーでない内臓肉は私としてはわざわざ食べようとは

思わないかも。


どこか秘境の部族とかを訪問して、そこのごちそうがそういう種類のものだったら

それは四の五の言わないでお礼を言っておいしくいただくだろうけど。

食の面でこれだけ豊かな日本で、わざわざそういうのは食べないよなぁ


でも、著者の、食に対する飽くなき好奇心と、偏見なくいろんなものをおいしく食べ

る姿勢は、そのまま人生に対する姿勢なのだろうし、生きていくことを楽しんでる

人なのでしょうね


そういえば、著者は最近結婚されたとか。

お相手は、よくひとりで飲みに行ってた先のバーテンダーさんだそうです

その結婚生活のあれこれなどもこれから書いてほしいなあと思いました。

お幸せに









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この記事へのコメント

2009年05月17日 20:44
ユニークのいい商品ですね、イラストも可愛い。
私もイラスト描いていますよ。
2009年05月17日 23:41
sisiさん、こんばんは
そして、いらっしゃいませ。
表紙のイラスト、かわいいでしょう?
sisiさんのイラストもいま、見せてもらいに行ってきました。大田垣晴子とはまた違うタッチの、面白いイラストでしたね(^^♪
2009年05月19日 19:34
 この方の本は2、3冊読んだことがあります。『男と女の深い穴』も読みました(^^ゞ。この方の書くものはマンガというより、イラストつきのルポというかエッセイで、なかなか鋭いツッコミもあって面白いです。
 この本も読んでみたいです(^^♪。
2009年05月19日 20:17
遊哉さん、こんばんは
おおっ、『男と女の深い穴』、読まれましたか(^^♪
あのかわいいイラストであの描写(笑)
面白い本でしたよね~
イラストの良さだけでなく、きちんと見識のある大人の女性としての考え方も共感できて、私も彼女の作品はほとんど読んでます。
この本も遊哉さんのお好みだと思いますので、ぜひお読みになってみて下さい(^^♪

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