映画「大奥」を観た!
さて、昨日はお待ちかねの水曜レディースデー。
そろそろまたおもしろい作品が公開になってるはずと、いつも行く映画館の
ホームページを前日にチェックしてみたら。
なんと、上映スケジュールに「ナイト&デイ」の文字が

えっ、もう公開だっけ?と思いつつ、上映時間を確かめたら、夕方7時からで、
しかも2回だけ。
ええ~・・・晩から外出するのはなあ、と思い、とりあえずは「大奥」を観に行く
ことにしたのですが。
こぶた2号に、
「公開したばっかりや言うのに、なんでこんな時間割なんやろなあ」
とこぼしたら、
「別に『大奥』を観たあとにまた『ナイト&デイ』を観たらすむことやんか」
とこともなげに言うので、
「そんな!一日に二度も映画を観るなんていうのは贅沢や。それは人として
踏み越えたらいかんラインやと思う」
と尻込みする私に、
「目が潰れるとか?よったん、よくそれ言うもんなあ」
と笑っていたこぶた2号でしたが。
夜半、布団の中で本を読んでいると、
「よったん。さっきの『ナイト&デイ』のことやねんけどさ」
とこぶた2号がやってきました。
「10月6日は”トムの日”ということで、先行ロードショーなんやて。ほんとの
公開はもう少し先みたいやで。さっきテレビで言うてたわ」
と教えてくれました。
なので、水曜日は心おきなく「大奥」を観ることにしたのでしたが。
しかし。
“トムの日”って・・・

“ハムの日”じゃあるまいし。誰が考えたんでしょうね。まさかご本人じゃない
とは思いますが(爆)
ということで、またまた前置きが長くなってしまいましたが。
金子文紀監督 「大奥」
あらすじとしては。
男だけがかかる謎の疫病が蔓延し、男の数が女の4分の1に減ってしまった
江戸時代。
そこはすべての要職に女が就き、男は子種をほしがる女に体を売る男女逆転
の世界だった。
そんななか、困窮した旗本の実家を救うため、大奥入りを決意した水野祐之進
は、陰謀渦巻くその世界に衝撃を受けつつも果敢に立ち向かうが。。。
“男女の役割が逆転した江戸時代の大奥”という斬新な設定で大ヒットした
よしながふみ のコミックを、「嵐」の二宮和也主演で実写映画化したものだと
いうのはもう周知のことですが。
映画館はもう、「嵐」ファンらしき女性でいっぱい

今まで見てきたどの作品のときよりも、うるさかったですね(-_-メ)
たいてい、館内の照明が落ちて予告が始まると静かになるもんですが、今回
はいつまでもお喋りの声があちこちでしていて、あまつさえ、私の横の席の
ふたり連れに至っては、普段あまり映画館にこないらしく、予告が長すぎると
文句を言っていたと思ったら、さあ次は本編だと思ったのに予告だったという
ので、いきなりふたりでバカ笑いを始める始末

家でテレビ観てるつもりだな、この人たちは、と思い、我慢できなくてどんな人
かと思って横を向いたら。
30代後半から40代くらいの主婦でしたね。
ずっとはしゃいでたんで、もっと若い人かと思っていたのですが(-"-)
ちょっとのあいだガン見してたら静かになったので、ご注意するのはやめとき
ました(笑)
まあそれはさておき。
男女逆転した大奥というところに興味を惹かれたとはいえ、所詮ジャニーズもの
だし、あまり期待しないほうがいいだろうな、と思いつつ観に来たのですが。
なんのなんの。
時代考証もちゃんとなされていて、それぞれの人物のキャラも立っていて、
とてもおもしろい作品に仕上がっていました。
主演の二宮くん、私はまーったく興味がなかったどころか、テレビ予告で髷を
結った彼を見て、なんだか「バカ殿」に来たゲストみたいだな、などと失礼千万
なことを思っていたのですが(^^ゞ
童顔の彼には、最初の頃の前髪のある若衆姿の方がお似合いだったとは
いえ、髷姿の彼も挙措動作がきびきびしていて、いかにも腕に覚えのある
いっぱしの侍という感じで、よく似合っていましたね。
ただ惜しむらくは、上様のお成りのときに左右に大奥の男たちが居並ぶのです
が、そうやって皆と並ぶと、全体的に華奢で幼く見えてしまうところですね。
なので、これが「NEWS」の山ピーならどうかなと脳内で入れ替えてみたの
ですが(^^ゞ
山ピーだと妖艶さがプラスされるし、上背もあるから見劣りはしないでしょうが、
二宮くんのような爽やかさが出るかどうかは疑問かもしれないなあ、なんて
思ってみたり。
ほかの出演者も、玉木宏などは涼やかな武士姿だったし、声もいいしで、
さすがに目立っていましたね。
あと、ちょっと目をひかれたのが、竹脇無我。
二宮くんの父親役だったのですが。
女が強い世界という設定なので、万事前に出るのは妻役の倍賞美津子ばかり
で、いつもその後ろに控えていてセリフもほんの少ししかない状態

以前、「大岡越前」で、二枚目の爽やかな医師の役をやっていた彼を知って
いるだけに、ちょっと悲しかったです。
この作品、絶対に大スクリーンで観なければ、という要素は二宮くんのファン
でもない限りは特にありませんが。
でも、ラストシーンもちゃんと史実にのっとった、大どんでん返しだったし、とても
おもしろかったです。
興味のある方は映画館に足を運ばれてもいいのではないでしょうか(*^_^*)
この記事へのコメント
と思いつつ、みたいと思ってたのです。
それにしても10・6でトムとは
素直なお返事 はい、見てきましたー!(*^_^*)
私も最初、彼はヅラが似合わないなあと思っていたのですが、動作や話し方がけっこう決まってて、途中からは違和感を感じなくなってましたね
トムの日、ちょっとウケました(^^ゞ
『大奥』観て来ましたか~♪面白かったようですね~☆
嵐ファンなら絶好に観たい映画何でしょうねぇ~☆映画館でのマナーは守ってほしいものです…
うるさい人が隣にいたら最後まで 最悪~☆
アハハ♪『ガン見』して おとなしくなりましたか~☆よっぽど 怖かったのかしら~(笑)
隣で あらすじをどんどん言っちゃう人も困りますよね~★
いろいろな人がいます…
☆(o^-^o)~☆
この映画、話題になってますよね。
評論家さんの寸評は悪くない様です。
でも・・そのうちwowwowあたりで^^;
まるおお モノによっては突っ込み入れながら見たい人~~♪ちょっとラテンなおねいさんなの(*^_^*)
感動の涙は絶対流さないんだけどね~
トムの日… トム・ハンクスとか 各トムの皆さん共通の日なのかね~?
『大奥』、面白そうだけど・・・テレビで放映されるのを待ちます。
大奥は、江戸幕府の予算の60パーセントを消費していたんだよね。
ある意味、江戸幕府を倒したのは大奥では?と言われてますです。(^^ゞ
ここ、ちょっと嬉しかったのです。
私もついついこういう時、空恐ろしい顔でガン見してしまい、後で反省するのですが(私の場合悪魔のように恐ろしい顔なんですわ。)・・・
でも効果があって良かったですね。
私も映画館に行くのが一番不安な点が、
すぐ近くにそういう不愉快な誰かが座ったら・・・ってことなんです。
あと、やたら座高が高くて、頭が鳥の巣みたいな男性が映画直前に私の前の席に座ること。。。なんでかこの確率高いんですー!!
最近は見やすい座席になってますが、それでも画面が見えなくなっちゃうんですよ。こういう人は、必ず後に人が居ない席に早めの時間に座っていて欲しい。それなら絶対その後には座らないですよ。
私も見たいと思ってました。
私の場合、ニノじゃなくて、玉木君目当て。
でも、そうですよね、こういう映画は普段見に来ない人が来るので、落ち着いて見られないかも。
人が少なそうな回に行かないと、ですね。
「大奥」、おもしろかったですよ(^^♪
ガン見、睨みつけたわけではなくて「さっきからはしゃいでたのはこのヒトかあ」とじっと見ていただけなんですけどね・・・って、同じことか(自爆)
まあ後で考えてみれば、公開してまだ間がないし、嵐ファンが多いのはわかりきってたわけで、いつもの静かな雰囲気じゃないのは当然といえば当然だったんですよね。
ちなみにそのヒト、ニノがちょっとピンチに陥ったりするとハンカチを鼻に当ててグズグズやっておられました。かなりのファンだったと思われます(笑)
この作品、評判いいんですか。なるほど、って感じです。ただのアイドル映画ではなくてしっかりしたつくりのおもしろい作品でした
特にニノのファンでもなければ、テレビ放映で充分でしょうね。
そのヒトはねえ、ラテン系というのでもなくて、日常のつまんないことを大声で喋ってましたね。
でも本編が始まると、ニノがちょっとでも辛い目にあってると涙ぐんだりしておられました。あれはたぶん、かなりなファンなんでしょうね(^^ゞ
トムの日・・・きっとハンクスはまーったく眼中になくて、クルーズ専用かと。それにしても、商魂たくましいというかなんというか(笑)
はい。ちなみにハムの日は8月6日だったかと(笑)
特にニノのファンでもないのなら、テレビ放映で充分だと思います。あ、でも柴崎コウのファンだったら映画館に行かれたほうがいいかもしれませんが(^^ゞ
大奥、60%の予算を食い荒らしてたんですか(~_~;)
だいたい将軍ひとりにあんな人数の女性が要るわけないじゃん、って思いますしね(笑)
悪魔のように恐ろしい顔!それは・・・恐ろしいですね(爆)
私はただ、「若い人かと思ったら、なんやあ、私と変わらんくらいの年やんか」などと考えつつじっと見ていただけなんですけどね(自爆)
坐高の点は、最近はかなり席の配置が考えられているのか、私は経験ないですね。でももし当たったらいやだなあ(~_~;)
今回、私はジャニーズファンのまっただ中にいたみたいで(笑)、ニノに憧れてせまってくる若い男の子もたぶんジャニーズであろうと思われるも私には誰だかわからなかったのですが、隣の人はそれもしっかり把握してるみたいで、すっごくウケておられました。とても楽しんでたみたいでしたよ
ああ~、玉木宏ファンですか。それはぜひ大スクリーンで観なきゃ、ですよね(*^_^*)
彼は上背もあるし髷もよく似合っていて、とても涼しげでしたよ。インタビューでニノが「玉木さんが一番カッコよかった」って言ってましたが、なるほどと思いましたもん
大奥---お局様、、、この雰囲気はざわざわとして苦手(*_*)
なんだかねえ、もう始まる前から雰囲気がまるで違いましたね。予告編が始まって館内の照明が落ちても普通に喋ってるし(-_-メ)
でもファンらしく、ニノの一挙手一投足に笑ったり涙ぐんだり、すごく楽しんでおられましたね
まあ大スペクタクル映画というのでもないし、凄いアクションがあるわけでもないので、DVDで充分楽しめると思います。
ストーリー的には最後のどんでん返し、ちょっとばかりご都合主義なとこもあったけど、胸がすく思いがしました(^^♪
竹脇無我さんは、以前トーク番組で重い鬱だったと話していましたね、そういえば。もうすっかりよくなられたのかな?
この作品は男女逆転なので、「表」には女性ばかりがいて、間部詮房や大岡越前も女なんですよね。で、「奥」は男性ばかりで、お局様は色とりどりの衣装を着た男性ばかり。男性もお局様になるとなんだかしんねりして底意地が悪くておもしろかったです(笑)