「ああ娘」
またまた、西原理恵子さんの本です

西原理恵子+父さん母さんズ 「ああ娘」
少し前に、同じく西原理恵子さんの「ああ息子」という本がおもしろ
かったのでこのブログでも記事にしましたが。
今回はそれの「娘」バージョンということで、前回と同じく、娘を持つ親御さん
からの投稿が集録されています♪
どのエピソードも抱腹絶倒でしたが、そのなかでも特におもしろかったものを
抜き出してみました。
『朝のひとこと』
ある朝の出来事です。
幼稚園に行く娘が「行ってきま~す!!」と元気にパパにご挨拶。
でも朝からちょっと具合が悪いらしいうちのパパは、布団の中から
「行ってらっしゃい」
と小声で言うのが精一杯。
そこで娘がひとこと。
「元気のない男やな~!」
娘が出たあと、気まずい空気が・・・。
主人には、
「誰があんな言葉教えたのやら」と嫌味を言われるし(私じゃな~い)。
『女だらけ』
うちは母子家庭です。
ある日、娘(5歳)との会話。
娘 「うちはお母さんと、おばあちゃんと、○○ちゃんと、みんな女だね」
私 「そうだね」
娘 「みいちゃん(猫)もメスだし、女だらけだね」
私 「そうだね」
娘 「男がいないと・・・(ここで一呼吸)」
私 (何が言いたいんだ?)
娘 「・・・静かでいいね」
ごもっともです。
『適正』
乳児のころ、毎日哺乳瓶2本、ミルクを飲んだ。「おかわり!」
心配になって、小児科に相談した。
4歳ごろ。近所の魚屋さんの犬のごはんを横取りして食べた。
中落ちの焼いたのだったらしい。
「だって、チビがいいって言ったもん」
バナナやミカンはふた口で食べきった。口からあふれそうになると手で
押さえてた。
小学校の通学路に咲く花の味は全部知っていた。
「これはねぇ、すいかの味がするんだよ」
ものの大きさは口で計る子だった。
「このトマトはひと口でいけるけど、こっちは入らない」等々。
娘、26歳。栄養士になった。
さすがに女の子だけあって、「ああ息子」のときほどのぶっ飛んだエピソード
はありませんでしたが、でもまあ最後のエピソードはちょっと男の子みたいで
おもしろいですよね(^^ゞ
女の子って、一般的に男の子ほどやんちゃではありませんが、喋らせれば
男の子にはないおもしろさがあります(*^_^*)
うちも、こぶた1号と2号はふたりとも女の子。
こぶた1号のほうは長子にありがちなぼーっとしたタイプでしたが、こぶた2号
は二女らしく、おしゃまで口から先に生まれたような子でしたね(笑)
ふたりとも幼稚園は3年保育に入れたのですが、こぶた2号は年少さんのとき
からいろんな友だちができて、まったく心配のいらない子でした。
数日前から子ども同士で誰かの家で遊ぶお約束をして、それを聞いた親同士が
相談をし、当日は園にお迎えに行ったときによその子も数人、一緒にわが家に
連れて帰って遊ばせたり、またよそのおうちに同じようにお邪魔したり。
今日はよそのお母さんがこぶた2号を園にお迎えに行って夕方まで遊ばせて
くれると決まっている日は、夕方までフリーなのでのんびりできましたね

ある日、いつもと同じように5~6人の女の子が、わが家のリビングに車座に
なって座りこみ、おやつを食べながらお喋りなどしていて、私は家事をしながら
それをほほえましく見ていたのですが。
洗濯物をたたんでいたら、ふとその会話がきこえてきたんですよね。
ひとりが大げさに声をひそめて、
「ねーえ。○○クンってさあ、きょう△△したんだよ~」
と言うと。
「え~っ!うそ~!」
「しんじられな~い」
「なに、それ~」
「アホちゃう~」
数人が口々に(笑)
「○○クンって、アホだよね~」
「アホやわ~!」(同じく、残り数人がいっせいに)
「だいたいさあ、男ってみんなアホやわ。こないだも・・・」
千鳥格子の柄の幼稚園の制服を着たかわいらしい女の子たちが眉をひそめ、
呆れ顔で菓子をつまみながら喋る様子は、主婦の井戸端会議そのもの(^o^)
年少さんといえば、まだ4歳。
男の子だと、腕白で暴れん坊だったとしても、頭の中はまだまだ赤ちゃん
なのですが。
女の子たちも、まだまだ幼児の面影が色濃く残ってはいるのですが、頭の中は
男の子とは比べ物にならないくらい、しっかりしてますね(笑)
そういえば、うちのこぶたたちもそのころに大笑いしたエピソードがあるのですが。
長くなるので、次回に紹介させていただきます(*^_^*)
この記事へのコメント
チビりんも保育園で揉まれているから、おしゃべりはすごいです(^^ゞ。
この前遊びに来た時のことです。パソコンをやっているときでしたが、部屋に見にやって来たチビりんが「ユキジイは、いつも好きなことばかりしていて、いいねえ」なんて仰いました(~_~)。
まあ、そのとおりなんですけどね(^^ゞ。
遊哉さんちも娘さんがおふたりでしたよね。3対1では、たしかに分が悪いですよね~(^o^)
チビりんちゃん、そんなこと仰いましたか~
あーもう、大笑いさせていただきました(*^_^*)
保育園は幼稚園と違って夕方までだから、学んでくることも多いでしょうね。
女の子って、ホントよく見てて、ときどき大人の肺腑を突くようなひと言をいいますよね(^^ゞ
大人になってからは性差というよりは個体差が大きいと思いますが、子どものうちはやっぱり、女の子のほうがしっかりしてることが多いみたいです(^^ゞ
男の子はいつまでも子ども子どもしてますが、女の子はプチ大人って感じ。どちらもほほえましくてかわいいですね(*^_^*)
子どもの頃から、オトナの男を誘惑してる?
って言うカンジの子もいるし…
幼稚園くらいの女の子のままごと遊びを観察
してるのが、一番おもしろい!です。
「あ~こういう風に言われてるんだ~」とか
その子の環境が如実にでますよ。
子どもたち、本当によく見てます。
「娘」の方は買いました。
「息子」は行動編、「娘」はお口編って感じですね。
ウチは息子がいないので「息子」のは本屋で立ち読みしたのですが、もう笑っちゃいましたよ~。
「娘」の方はわが娘の事を思いながら読みましたが、女の子って小さくてもプチマダム…もといレディーですね~。
大人のする事を恐ろしい位よく見ていると思います。
女の子って‥そんな小さい時から井戸端会議をなさってるんですね(-.-;)
しかし、女系家族のお父さんには同情してやまないんですが‥f^_^;
幼少の頃 むらかみはるかと言うコを架空に作り上げて遊んでました。
リアルで どうかと思った~~
アクションは小さいけど 女子はある意味厄介~~
ほんとにね~
女の子たちが遊んでるのを見てたら、その家の内情がかーなりわかっちゃいますよね(笑)
そういえば、こぶたたちが幼少のとき、同じマンションの女の子とままごとをしていたのですが、お母さん役のその子がお父さんを送り出すときに「ほら!ゴミ!いっつもいっつも、言わなきゃ忘れてくんだから!」って言ってたことがありましたね。危うく爆笑しそうになりましたっけ(^^ゞ
娘と息子、両方読み比べるとおもしろいですよね♪
のっぽさんちもお嬢さんなのですね(*^_^*)
ホント、女の子は喋らせるとおもしろいですが、気をつけてないと自分そっくりに喋ってるので、よそで恥をかくことになりかねないですよね^^;
数人の女の子が集まって遊んでるのを見てると、笑いのツボがたくさんあります
はい、幼稚園に入るころになるともういっぱしのオバサンですよ(笑)
女系家族のお父さんはたしかにたいへんかもしれませんね(^^ゞ
でも、上に年の近い姉のいる男の子ってホント我慢強くなりますよね(^o^)
女の子にヘンな幻想も持たないし、理想的なんじゃないかと思ったりします(笑)
おっ・・・これはまた毛色の変わったお話だね~(笑)
ほんと、リアルだ・・・っていうか、ちょっぴりホラーのニオイがするなあ(誤爆)
そう、女子は厄介だよね。姉妹で育った女の子って、そこらへん鍛えられてるよね。私は弟ひとりだから、今でもそういう女子の厄介さに慣れてなくて、ときどき躓いたりするけどね(^^ゞ
『ああ、娘』は、『ああ、息子』との対比がオモシロいですよねえ。
うちは男女一人ずつなのですが、本の通りに当てはまっています。娘の方が小さいのに、オトナです(笑)。
kemochimeさんちは男女おひとりずつなんですね(*^_^*)
やっぱり女の子のほうが大人ですか~
両方いたら、どちらのよいところも楽しめていいですね。ふたりずついたらもっと理想的なんだろうなあ(笑)
4才の女の子の井戸端会議~おそろしや、です。
うちは息子3人です。兄弟だけで話していると低音のうえにあまり口を開けないため、何を話しているか全く聞き取れません。
ボソボソ・・・ボソボソ・・ヘヘヘへェ
これも不気味な世界です(^^;
女ばかりだと静かだというのは、男の子はバタバタと騒いでうるさいから、ということだと思います。ふすまや障子に穴をあけたり、ドタバタしてて家も荒れますしね(笑)
女の子の井戸端会議は、主婦のそれとほとんど変わりません。かわいくもおそろしい光景です(^o^)
男の子3人ですか~