朝鮮王朝はおもしろい!




昨今、どのテレビ局でも韓流ドラマが放映されていますね

私も、けっこう好きで観てはおりますが、現代ドラマには興味はなくて、
歴史ものを主に見ています。


「王妃チャン・ノクス」「女人天下」「王と私」「王女の男」など、ほかにも
いろんなドラマがありますが。

そのなかでも私が一番と言っていいくらい好きだったのが「千秋太后」。

以前の記事でも、登場人物の勇将、カン将軍のことを書いたりしましたが。

不思議だったのは、この「千秋太后」のころの風俗と、その他のドラマのそれが
かなり違っていたこと。


「千秋太后」のときは、髪の結い方もそれぞれ個性的で優雅で、衣装もチョゴリ
じゃなくてもっとふんわりしたものだし、王宮もどちらかというと洋風な感じで、
椅子とテーブルだったんですよね。

しかるに、そのほかの「女人天下」の頃になると、あのぶっとい三つ編みを
頭のまわりにぐるりと巻きつけ、原色のチョゴリを着て、王も后も座卓の前で
あぐら座りをしたり、立て膝をしたり。


そのへん、時代の流れが私のなかではよくわからなかったのですが、この本を
読んでなるほどと腑に落ちました


カン ヒポン著  「知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命」


要するに、高麗王朝が滅んだ後に興ったのが朝鮮王朝で、私の好きな「千秋
太后」は、高麗王朝よりもさらに前のお話だったのですね(^^ゞ

そして、「王妃チャン・ノクス」」「女人天下」「王と私」「王女の男」は、その
はるか後、朝鮮王朝の時代。


ふうむ。

少し、頭のなかが整理されました(笑)


ちなみにこの本、実はこぶた1号の本。

マンガも含めて、およそ読書の習慣のないこぶた1号ですが。

このヒトもまた「チャングム」にハマっていて、DVDを全巻揃えているほど(^^ゞ

なので、朝鮮王朝に興味が湧いてきて、この本を買ったらしいです。

とはいえ、きっと数ページ読んだだけで挫折しているに違いないと私はふんで
おりますけどね



まあ、それはともかく。

「女人天下」もおもしろいドラマで、正室と側室の丁々発止のやり合いがすごく
て、見始めたら目が離せなくなり、このブログでも紹介したことがありましたが。

この正室は後添えで、前の正室は廃妃となって遠ざけられた、とのエピソード
がちらりと語られていた場面があり、どういうことなのか気になっていたんです
よね。

そのいきさつなども、この本で明らかにされていました。


だいたいが、正室というのは力を持たない貴族の娘が選ばれることが多かった
のだそう。

姻戚が力を持つとロクなことが無いというのがその理由なのですが。

側室はその力を持つ貴族の娘だったりするから、話がややこしくなるのですね


この「女人天下」のように、正室よりも側室の方が昔から王の傍に侍っていて、
早々に男子も生んでいたりするとなおさらのこと。

しかもこの正室は何度か出産をするものの、生まれてくるのはすべて女の子。

男子に恵まれるのは、なんと結婚後17年も経ってからのことだったんですよね。

そしてその頃には、前の正室の生んだ男子がとっくに東宮に立っているし、
側室の生んだ男子も育っているしで、なかなかに前途多難な状況。

それでもこの正室は気丈に振る舞い、側室たちの頭を押さえていたんですね。


あるときなど、宮中の女性の心得が書かれた本を側室に読むよう命じ、後日、
側室たちに本の内容を語ってみよと迫り、誰も答えられないと見るや、
「そなたたちは、殿下の枕元でお世辞を述べるしか能がないのか」
と、怒りもあらわに怒鳴りまくり、
「100回読んできなさい。出来の悪い畑には、クズしか育たない」
と言い放つのですね。

いやあ、すごい気迫。

側室といえども、みな有力な大臣たちの娘で、しかも自分には授からない男子
を生んでいるというのに。

その強気はいったいどこから来たものか(笑)

んで、強気はいいのだけれど、話の例えが、王妃とは思えぬ下世話さ
ですよね(爆)


片や、側室も負けてはおりません。

特に、王の第一王子を挙げている、リーダー格の側室。

彼女は、わざと正室の前で土下座して謝って見せるのですが。

さすがにここまで来ると、ことの顛末が王の耳に入り、「許してやれ」と言って
くるのですね。

そうなると、王の情けは叱られた側室に向いて、彼女は陰でほくそえむ、
といった調子。


いやはや、いやはや。

読んでておもしろくはありましたが、それにしてもよくやるなあというのが正直な
感想でしたね。

私がもしこの時代に生まれて、王の後宮にいたとしたら・・・

きっと、いろんな争いごとに巻き込まれぬように気をつけるでしょうね。

誰が東宮に立つかなどということは天の配剤だし、間違っても暗躍などは
しないでしょうけど。


でも、わかりませんよね。

いざその立ち場に立ったら、悪女として歴史に名が残るようなはかりごとを
めぐらすかもしれないし(爆)

・・・と、ここまで考えて。

やっぱりそれはないな、と思いました。

だって、考えるだにめんどくさそうだから(笑)



最後に。

歴史に残る悪女と言えば、チャン・ノクスの名が浮かびますが。

彼女の名前のノクスって、漢字表記をすると「緑水」なのだとか。

透明感のあるきれいな名前ですよね。
なのに、やったことといえば。。。


興味のある方は、ぜひご一読下さいませ。

私のように、たいした予備知識のないものでもわかるように、ドラマの例を引いた
りしつつ分かりやすく書かれていましたよ












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