映画「スノーホワイト」を観た!
昨日の水曜レディースデー、観てきた映画はこれ

ルパート・サンダース監督 『スノーホワイト』
主演は、『トワイライト・サーガ』シリーズで一躍有名になったクリステン・スチュ
ワート

この人、「トワイライト」のときから、今風の女の子とはまるきり違うなあと思って
観ておりました。
なんというか。
お人形さんのようにきれいな子って、今の時代、掃いて捨てるほどいたり
しますが。
彼女はそういうのとは全然違って、独特の魅力があるんですよね。
その分、わかりやすく華があるタイプでもないので、好き嫌いが分かれるか
もしれないですね。
それでもこの作品、「トワイライト」よりも彼女の魅力を引き出していたと
私は思いました。
それにしても、脇役陣がとても豪華なのにも目を引かれましたね。
『マイティ・ソー』で主役ソーを演じたクリス・ヘムズワースもそのひとり。
女王に命じられてスノーホワイトを捕まえようとするものの、結局は味方に
なって彼女を守る狩人の役を演じておりました。
『マイティ・ソー』を観ていない私は、クリス・ヘムズワースも最初のうちは
まったく眼中になかったのですが(^^ゞ
観ていくうちに、
「うわ、この狩人役のヒト、いいなあ。誰なんやろ」
な~んて思っておりました(笑)
あと、もうひとりは、言わずと知れたシャーリーズ・セロンですね

公開前に、映画館でこの作品のCMを観たのですが。
あの有名なセリフを、彼女が歌うように口にしていました。
「Mirror, Mirror, on the wall, who is the fairest one of all?」
”鏡よ、鏡よ、鏡さん、この世で一番美しいのは誰?”
彼女の、なんともいえないしっとりとした低い声がとても印象的で、このシーン
を観るためだけにでも、絶対に映画館に足を運ばなくちゃ、と心に決めて
おりました(笑)
いやあ、妖しくも美しかったですね、シャーリーズ・セロンの女王役は。
清楚なスノーホワイトが、かすんじゃってたし^^;
このシャーリーズ・セロン。
実は、ずっと以前に観た別の作品の中でも、とても印象的だったんですよね。
話は例によって少しずれますが(笑)
ジョニー・デップと共演した『ノイズ』という作品。
宇宙から帰還してきた宇宙飛行士の夫に違和感を抱き、夫が宇宙で なにもの
かに体を乗っ取られてしまったのではないかと不安におののく若妻役を演じて
おりました。
細くしなやかな体躯にブロンドの髪をベリーショートにして、一見少年のような
爽やかな美貌でしたが。
いかにも かよわそうな彼女が、どんどん追い詰められていく様子が、憐れ
にも美しかったです。
そんな美しいシャーリーズ・セロンが、この作品の中では、魔力を失くしていく
のにつれ、どんどん老けていくさまを演じています。
どんな美人でも、老いからは逃れられませんが。
この女王は、魔法の力で若さと美貌を保っていたのですね。
“魔法の力”と書いたところで、なぜだか私の頭に今突然に叶姉妹が浮かび
ました(笑)
最近テレビで拝見するに、あの姉妹の魔法も今や風前の灯となっているかに
お見受けしますが。
ほかにも、年齢に似合わぬ若さをもつ美魔女と呼ばれる方々は、その魔力の
維持に日々苦労しておられるのでしょうね。
莫大なお金と時間を掛けて必死になっておられる姿は、まさしく悪魔に魂でも
売りかねない迫力ですが(笑)
・・・って。
またまた脱線しちゃいましたね^^;
しかも、美しい方々に対する弱冠の嫉妬心までかいま見えちゃって(笑)
すみません。
反省して話を元に戻しますと

この女王も、権力を握ってからも老いの影におびえ、最後はその老いに
捕えられてしまうのですね。
その鬼気迫る姿は、おぞましくも胸を打つものがありました。
いやあ、女たるもの、外見を磨くことだけにウキミをやつしてはいかんのだなあ
と思い知った次第です。
・・・って。
この作品を観て、そんな感想かい!って感じですよね(^_^;)
シャーリーズ・セロン、若いクリステン・スチュアートを食ってしまうほどの
イキオイがありましたね。
格が違うって感じでした。
内面からにじみ出るものって、ホント大事。
心して生きていこうと思いました(笑)
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