光陰矢のごとし。
政界は今、上を下への大騒ぎですね^^;
テレビでも、各党の主義主張の一覧表を作ってみたりなど、選挙関係の
報道一色ですが。
鳩ちゃん、菅ちゃん時代の功罪をまとめたものなど見ていると・・・ホント
ひどいなこりゃ、って感じ(~_~;)
そんななか。
ちょうどこの頃に書かれたコラムを1冊の本にしているものを見つけました。
中野翠 著 『金魚のひらひら』
2010年11月から2011年11月までの ほぼ1年間に、『サンデー毎日』
誌上に掲載されたコラムをまとめたものです。
著者の家族の話から世界情勢の話まで、多岐にわたった内容となって
います。
なかでもインパクトが大きかったのは、やはりあの3.11の大震災のとき
の話。
東京のひとり暮らしの自宅で地震に遭った著者は、とりあえず玄関ドアを
開けに行き、なおもおさまらない地震の中、ドアノブにしがみついて
うずくまっていたのだそう

あのときの揺れは、こちら関西でも凄かったくらいですから、関東はさぞかし
ひどかったでしょうね

そんな騒動から少し日数が経ったころ。
NHKで、福島原発関連のニュースのときに出ておられた、水野解説委員が
良いと書かれた部分がありましたが。
これ、私も当時、まったく同じことを思ってたんですよね

解説がわかりやすくて歯切れがいいのはもちろんのこと。
イケメンではないのですが、服装の趣味が良くて、色合わせも抜群。
決して派手ではないのですが、さりげなくおしゃれで素敵

あの気の滅入る話題の中で唯一の救いだと書かれていましたが、まったく
もって同感でありました(^^ゞ
この人のコラムをまとめた本はいろいろと出ていて、私も数冊読んだことが
ありますが。
この手の本の常としてタイムラグは仕方ないものの、あまり過去のものだと
読んでいてもイマイチ面白味に欠けてしまいますよね。
この本は、けっこう近々のものだったので、とても面白かったです。
『サンデー毎日』のコラム、リアルタイムで読んでみるかな、と思ったり。
・・・立ち読みになるでしょうけど(笑)
著者は、私よりもいくつか年上で独身のコラムニストですが。
文章に、年齢並みの落ち着きと、高い見識が感じられるだけではなく。
少女のような好奇心と純粋さもあって、その人柄の厚みがとても好もしいん
ですよね

読み進みながら、そのときの自分の置かれた状況や心理状態を思い出して
みたり。
著者が言及している事件やニュースなどを懐かしく思い出したり。
一日の終わり、寝る前に少しずつ楽しみながら読んでいました。
未読の方は、ぜひ一度お読みになってみてくださいませ(*^_^*)
さて。
秋も深くなってきたと思っていたら、もう冬将軍の到来ですね。
わが家でも、ついこないだ炬燵を出しました。
それでも、あいかわらずベランダでは毎朝朝顔が咲いてるんですけどね(~_~;)
これは、数日前の夕方。
夕焼けって、季節それぞれの味わいがありますよね。
冬の夕暮もいいもんです(*^_^*)
お風邪など召しませんよう・・・って、人の心配もいいけどまず自分の健康
管理をしっかりしなきゃ(^^ゞ
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